ロシア第4の都市エカテリンブルクで、ウラルの小説家パヴェル・ペトロヴィッチ・バジョフ生誕140周年を記念して、ウラル作家協会と共同で準備された企画写真展が
非営利の写真ギャラリーCenter of Photography "March"(マルト・ツェントル・フォトグラフィ)にて開催されております。
バジョフの物語に合わせて中国、日本、フランス、ロシアの写真家たちの写真が展示されており
その一人として招聘いただき「Summer Fairies」から6点が展示されております。
ありがたいことに、まだまだ駆け出しの私の作品をメインの形で、3ヶ月もの長期に渡り扱っていただき感謝感謝なのです。
2018年のPX3でのSilver Awared以前から温めてきた作品たち「Summer Fairies」シリーズの発表の場となったことを誠に嬉しく思っています。
PX3の受賞の少し前、横浜での夜、尊敬する写真の先輩方にこの写真のプリントを見ていただいたことが少し懐かしく、そのことを含め感慨深くあります。
折角の機会なので、オファーいただいた頃からのことなどを少し書きたいと思います。
始まりは一通のメールからでした・・・
何もわからず、メールをしたわけではなく、私の作品に確信を持ってメールを下さったのだとは思いますが、それは、またいつか別の機会に。。。
丁寧ではありますが、日本人の書くメールとは一味違う感覚でしたが、これまでの展示内容が日本で良く見る写真を並べただけの展示とも異なりとても面白く
それが、オファーを受ける大きなきっかけでした。
それから、全く知らないロシアの都市エカテリンブルクのことをキュレーターさんに聞いたり、ネットで調べる日々が始まりました。
その中で強く印象的なキーワードは「ウラル」だったのですが、
それは長さが2500キロにも及ぶ昔地理の授業にも出てきたウラル山脈
僕が山形の山や森を受け入れるように、その土地の人々にとってはとても大きな存在なのだということが容易に想像がつきました。
それは、小説が映画化もされたロシアの小説家パジョフにとっても同様で、そこが私の「Summer Fairies」シリーズとの同意性につながったのだと思います。
写真展のステートメントや行政文化局の公式ホームページでの紹介をみても、ロシア文学というものは、いと難かしという印象のままでしたが
エカテリンブルクには30以上もの美術館があることからも、非常に文化水準が高いのだとそう思います。
僕自身のことも含め、作品から人柄などを読み取り文章とする。それは、自分でも新鮮で大きな糧となった気がします。
エカテリンブルク行政文化局のHPより
今回は、作品のオリジナルプリントを日本から送ったのではなく
ロシアの法律に基づいた契約書5枚ほどをかわして、ロシアでプリントされて展示されたのですが、
そういった写真家の権利を尊重する方々とのやりとりはとても気持ちの良いものですね。
カラーマネジメントには気をつけているのですが、気になっていたプリントの色味も良いようで少しホッとしています。
非営利のギャラリーということで、作品の販売はしておりませんので、念のため。
これから残り2ヶ月間となりましたが、多くのロシアの方々に山形の森のささやきが届きますように😊
⭐️ロシア・スヴェルドロフスク州の州都・エカテリンブルク⭐️
マルト・ツェントル・フォトグラフィイ
「SECRET POWER OF A TALE」
2019.12.4〜2020.3.1
Opening hours: 11.00 - 22.00 seven days a week
Ticket price: adult - 250 rubles.
students, pensioners, schoolchildren - 150 rubles.
Kazuaki Koseki Photography website
写真館コセキ PhotoStudio KOSEKI
山と森と川の形
「ホタルノキセキ」Project〜Yamagata,Japan〜
<instagram>
@isseycraft
非営利の写真ギャラリーCenter of Photography "March"(マルト・ツェントル・フォトグラフィ)にて開催されております。
バジョフの物語に合わせて中国、日本、フランス、ロシアの写真家たちの写真が展示されており
その一人として招聘いただき「Summer Fairies」から6点が展示されております。
ありがたいことに、まだまだ駆け出しの私の作品をメインの形で、3ヶ月もの長期に渡り扱っていただき感謝感謝なのです。
2018年のPX3でのSilver Awared以前から温めてきた作品たち「Summer Fairies」シリーズの発表の場となったことを誠に嬉しく思っています。
PX3の受賞の少し前、横浜での夜、尊敬する写真の先輩方にこの写真のプリントを見ていただいたことが少し懐かしく、そのことを含め感慨深くあります。
折角の機会なので、オファーいただいた頃からのことなどを少し書きたいと思います。
始まりは一通のメールからでした・・・
何もわからず、メールをしたわけではなく、私の作品に確信を持ってメールを下さったのだとは思いますが、それは、またいつか別の機会に。。。
丁寧ではありますが、日本人の書くメールとは一味違う感覚でしたが、これまでの展示内容が日本で良く見る写真を並べただけの展示とも異なりとても面白く
それが、オファーを受ける大きなきっかけでした。
それから、全く知らないロシアの都市エカテリンブルクのことをキュレーターさんに聞いたり、ネットで調べる日々が始まりました。
その中で強く印象的なキーワードは「ウラル」だったのですが、
それは長さが2500キロにも及ぶ昔地理の授業にも出てきたウラル山脈
僕が山形の山や森を受け入れるように、その土地の人々にとってはとても大きな存在なのだということが容易に想像がつきました。
それは、小説が映画化もされたロシアの小説家パジョフにとっても同様で、そこが私の「Summer Fairies」シリーズとの同意性につながったのだと思います。
写真展のステートメントや行政文化局の公式ホームページでの紹介をみても、ロシア文学というものは、いと難かしという印象のままでしたが
エカテリンブルクには30以上もの美術館があることからも、非常に文化水準が高いのだとそう思います。
僕自身のことも含め、作品から人柄などを読み取り文章とする。それは、自分でも新鮮で大きな糧となった気がします。
エカテリンブルク行政文化局のHPより
今回は、作品のオリジナルプリントを日本から送ったのではなく
ロシアの法律に基づいた契約書5枚ほどをかわして、ロシアでプリントされて展示されたのですが、
そういった写真家の権利を尊重する方々とのやりとりはとても気持ちの良いものですね。
カラーマネジメントには気をつけているのですが、気になっていたプリントの色味も良いようで少しホッとしています。
非営利のギャラリーということで、作品の販売はしておりませんので、念のため。
これから残り2ヶ月間となりましたが、多くのロシアの方々に山形の森のささやきが届きますように😊
⭐️ロシア・スヴェルドロフスク州の州都・エカテリンブルク⭐️
マルト・ツェントル・フォトグラフィイ
「SECRET POWER OF A TALE」
2019.12.4〜2020.3.1
Opening hours: 11.00 - 22.00 seven days a week
Ticket price: adult - 250 rubles.
students, pensioners, schoolchildren - 150 rubles.
Kazuaki Koseki Photography website
写真館コセキ PhotoStudio KOSEKI
山と森と川の形
「ホタルノキセキ」Project〜Yamagata,Japan〜
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