今回、漆としたカラーは憧れ続けていたものの、乾かすための設備や技術の問題、そしてカブレが恐ろしくて早5年は先送りにしてしまっていた本漆、今回はその中でも最もベーシックな(漆の木から採集した原液からゴミ等を取り除いただけの無精製の)生漆を使った摺り漆という仕上げに挑戦しました。
漆はなんと9000年前から使われていた天然の樹脂(ラッカー)です。かの縄文時代、憧れの縄文土器にも塗られていて、テンション上がるなぁ(笑)
*十分に乾かしていますので普通は心配ありませんが、特に肌が弱い方は漆かぶれに注意ください。
モチーフはカモノハシ。タスマニアで見た野生のカモノハシはプルプル動いていて、まるでLONG CHOPPYのデッドスローアクションのようで、今にも喰われそうでした(笑)