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医療経営士のブログ

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クリニックのヒストリー(11) 善紀ファミリー

2025-07-01 | クリニックのヒストリー

みなさま、こんにちは。

今日から、またクリニックのヒストリーに戻りますね。

 

       

            ーAMPよりー

 

「患者第一主義」の考え方は、アメリカの伝説的な医療施設である、

メイヨ―クリニックの、創設以来の精神として有名な言葉です。

それが、世界各国の医療の最も基本的な精神となっていますが、

当院も、もちろん「患者第一主義」が大前提で、医療理念の「医戒」や「訓戒」が存在します。

 

ただ、当院長が「患者さん」と同等に大事に思っているのが、「スタッフ」です。

「スタッフを大事にする」とは、

スタッフの心身を守る、生活を守る、家族を守る、成長を見守る、ことでしょうか。

もちろん、過去から現在を通じて、全てのスタッフに、あるいは全ての点で、

一人ひとりに、細やかに実践できているわけではありません。

「院長、それならもっと…」という声が、どこからか聞こえる~?

たとえ現実が追い付いていなくても? 院長の心の中には「その思いはしっかりとある」ということなのですが…。

ちょっと、強引でしょうか…。

 

       

 

その思いは、「院長自身の理念を体現するクリニックのために、スタッフ一人ひとりが、

共に働いてくれていることへの感謝の気持ち」からなのかなと、私は勝手に考えています。

 

特に「成長を見守る」とは、仕事を通して、善紀クリニックでの経験を通して、人として成長して欲しいというもの。

自身がそうであったからか、

以前は、田舎を飛び出して、少しでも海外の世界を見て、それぞれが何かを得ることで成長し

それが医療面にもプラスになると考えていました。

 

実際に、スタッフの中には、海外研修経験から、2年間イギリスへ語学留学したり、

看護師として1年間ドイツ平和村で働いたりと、日本では学べない経験をしてきた人たちもいました。

帰国後、彼女たちはホームページの英語表記や患者さんの通訳など、

見える貢献だけでなく、クリニックに大きな風を吹かせてくれたのは事実です。

 

          

           ハワイのクルーズ船で

 

ある時期、テロや戦争、パンデミックなどで海外研修のキャンセルが度重なり、

国外旅行は無理と判断して、国内旅行へとシフトしました。

しかし、今は感染問題と院長の高齢化?で、研修旅行も食事会なども、あらゆる行事はストップしている状況。

ただし、院内研修については、年間計画に基づき、月に一度行っています。

 

「スタッフを守る」のは、リーダーとしての責務です!

「守る」という言葉からすると、優しいフレンドリーなイメージを抱くかもしれませんが、

仕事については非常に厳しい院長です。

以前も書いたように、一人ひとりがそれぞれの部署のプロフェッショナルとして、

一人ひとりに任された責務を果たしてこそ、「善紀クリニックの医療は成り立つのだ」という意識があるからです。

それゆえ、一人ひとりに求めるもの、その期待値が高いのかもしれません。

他と医療機関と比べようもありませんが…。

 

「善紀ファミリー」これは、文字通り、クリニックの理念を共有し、共に働いてくれるスタッフを、

家族のように思う気持ちから自然に出てきた言葉です。私の中で…。

「ファミリー」だからと言って、馴れ合いではなく、

個々がしっかり独立しながら和が保たれ、かつ硬い結束力で結ばれている、というイメージですね。

 

     

            ーCollocations about Familyよりー

 

善紀フィロソフィ その6

組織は、さまざまな才能や性格が交じり合って、和・輪となる。

 


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