みなさま、こんにちは。
以前お話しした、1年間限定の「ブドウ農園」。
耕作できなくなった高齢者の方に代わって、院長が1年間引き受けました。
草刈りをしたり、殺菌剤で予防をしたり、柵を直したりは院長。
そしてスタッフは、成長促進剤や種をなくすための薬をつけました。
8月には、たわわに実った、ブラックビートやシャインマスカットの収穫を夢見て!
住友化学園芸
ところが…。
3日前には元気だったブドウたちが、全滅!
ブドウ特有の病気、「黒とう病」にかかってしまったのでした。
なんということ、みんながっかりです。
やくも果樹研究所
あの時、ブドウ作りのベテランの方が言われた言葉がよみがえりました。
「ぶどう作りは、苦労するだけで愚かな事…」
経験者の言葉は、やはり重い!
今年は、2か所で育てている、ビワ約2000個に袋掛けをしましたが、それも約95%はカラスのごはんに。
何なんでしょう?
私が思うに、農業も大切なこと、研修も価値あることなのだけれど、
「本業の医療に専念しましょうね…」という示唆? なのかもしれません…。
昨今の気候変動や物価高など、農業や畜産業といった自然や動物を相手にする産業は、大変な状況ですよね。
労力を注ぎ込んでも、それが報われないという思いを、これまで何度も味わっていらっしゃることでしょう。
今回、私たちは一度だけの痛い苦い経験ですが、それでも力が抜けていく感覚がありましたから。
(特に院長は…、元気を出してくださいね!)
「成功でも失敗でも、なんでも経験したことには意味がある。」と思って、日々暮らしています。
後になって、「そうなんだ~」と、その意味や理由がわかることって多々ありますよね。
「人生無駄じゃない…」って、私たち友人間での合言葉にもなっています。
スタッフのみんなも、そう思ってくださいね~。
ところで、これらは、夏に向けての我が家の必需品~。
友人に見せたら、「どんなとこに住んでるの? 私は絶対住めない!」と、言われてしまいました…。
今年あらたに加わった強力な武器