いろはの色々ばなし

群馬在住の普通の一家族の日常を
一方的な私目線で書き下ろし。
これでも色々考えてるんですってば。

息子の下宿探し

2015年03月02日 | 子供たち
先週の金曜日、アパートを探しに中野まで行って来ました。

朝一番から予約をしておいた不動産屋から
こちらの条件を提示して2時間かかって紹介された物件は
電車で20分、歩いて8分のところを1件
今度は戻って反対方向に電車で15分徒歩20分のところを1件
さらにそこから電車で10分、歩いて15分のところにもう1件

午後半日で自分達で行けと言われました。
1件目なんて車ですぐだろうに連れて行ってもらえないと分かったときは、ちょっと???

わざわざ不動産屋のテリトリーであろう物件を
数件プリントアウトして持っていったにもかかわらず
それには一瞥もせず(なんで?)。

店の前には良さげな物件を張り出しているにもかかわらずそれにも一切触れず(なんで?)。
なんだか仲介の仲介みたいなところばかりを出してきた感じ。

まじかよ。と言いながら息子と頑張りましたよ。しょうがない。
1軒目はバスだと大学まで近くて、良い所だったんだけれど狭かった。
覚悟はしていたんだけど想像以上の狭さ。


次を期待して2件目。
大学の最寄り駅から特快で15分。さらに歩いて20分。
これがまた、知らない土地でナビを手に不安頭に歩くもんだから遠いこと。
そしてついてびっくり・・・

不動産屋め、物件見たこと無いだろ!というくらいひどかった。
敷地内はごみだらけ、玄関先にはタバコの吸殻のビン、窓は植木がはびこって開けられないし、暗い!
けっこういいかもと見取り図を見て思っていただけに、やっぱ内見は絶対必要!!!

息子と深いため息とともに打ちひしがれて
あの不動産屋はダメだとトボトボ駅へ向かう道沿いに
真新しい物件が目に入りました。

あ~こんなところが良いよねぇと
だめもとで看板の不動産屋にその場で電話をしてみたんですよ。

それが結局、救いの神でした。

その新しい物件は手が届かなかったんですけれど
話を良く聞いてくれて、電車で通うんだから駅からは近いところにしないとと
3件すぐに内見に連れて行ってくれまして、そのうちの1件に決めました。

よく笑う不動産屋のおっちゃんが天使に見えた瞬間でした。

高崎に着いたのは8時過ぎ。

娘は一人、おなかをすかせながら私達の帰りを待ち
暇つぶしに見たニュースの説明をとりとめもなくするのでした。

悪魔と天使に出会った一日でした。良い経験しました。


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