先日、山を歩いておりまして、下りの舗装車道をダラダラ歩いてる時、『つれづれなるまゝに・・・』といった感じで考え事をしていた所、ふと思いついてしまったことから始まります。
こういったシチュエーションに、何か名前をつけてみたらどうだろう?
ということで考えてみた所、下らないものばかりが集まりました。独断と偏見での命名ですので異論・反論・オブ・・・はあるかと思いますし、すでに別の名前があったりしたら恥ずかしい限りですが、まぁ、暇つぶしにご覧下さいませ。
<< 山ペデア 2008 >>
【い】
移動押入れ(いどうおしいれ)
・・・部屋に置いておくと場所を取るし、毎回出し入れも億劫なので、山道具を車のトランクに詰め込んで利便性を図ること。そのため、山行が終わっても、そのままトランクに入れっぱなしとすることも多く、メンテナンスフリー(?)になりがちのため、汚れや劣化など、いろいろな点で注意が必要。特に、ガス缶と登山靴の入れっぱなしは危険。
【う】
VAAM状態(ヴぁーむじょうたい)
・・・とにかくどんな時でもジャンジャン発汗している人の様。雪山だろうが、冷たいものを食べていようが、下り坂だろうが、お構いなしで発汗しているものの痩せることに結びつくことは無いのは、人体の神秘。
【お】
オジサンタララジオ(おじさんたららじお)
・・・ラジオを大音量にして登ってくるおじさんのこと(ボッカや山小屋関係者除く)。山に来たという気分を味わいたい人にとってには、鬼門のごとく迷惑な存在。音漏れする位に大音量で音楽を聴いている移動DJも居るが、これは危ないから止めて頂きたい。
【か】
カメラ目線(かめらめせん)
・・・とにかく最初に、カメラでの撮影を優先してしまう人の様。いい景色に会うとまずカメラ。山頂に着いてもまずカメラ。見るものすべての感動や出来事をまず記録しておきたい、という意識から来るものと思われる。特に、ブロガーが近い位置にあるらしい。
ガンダム差し(がんだむざし)
・・・両手を開けるために、ストックを一時的に背中に差しておくこと。某ビームサーベルと同状態となっているためらしいが、一部ゾーン(30代あたり)にしかあまり理解されない。
【く】
グリンピース状態(ぐりんぴーすじょうたい)
・・・登山開始から終了まで、終始おしゃべりを続ける人のこと。疲れていても話をやめない執念と、終始話し続けられる話題の豊富さは、尊敬に値する。ただ、その反面、足元がおそろかになったり、結果、登った山のことを覚えていないという近所のお散歩と変わらないなんてことになる場合もある。グリンピースは、某パチスロチェーン店のことで、そのとめどないマイクパフォーマンスは有名である(って、そんなローカルな)。
【こ】
午後休(ごごきゅう)
・・・予定よりも早く目的地に着いてしまい、午後から夜まで際限無く飲み続ける様。テント泊では、こういった予定を最初からしている人も多々。
こんにちは地獄(こんにちはじごく)
・・・観光地などでひっきりなしに人がすれ違うときの心境。特に、登山学校の場合、挨拶は必須と教えられているからか、無邪気に元気に挨拶をしてくれるので、人数によっては、えらいことになる。特に自分が登りの場合、疲れを見せないように頑張ってしまって、より辛い。
【し】
ジーニスト(じーにすと)
・・・ジーンズやヒール、ハンドバッグに日傘など、街の装いで山に来る人のこと。ロープウェイのある山や低山といった危険の少ない、観光地化されている場所であれば問題ないが、たまにえらい場所で出会うこともあって、こちらが心配することもしばしば。とはいえ、山を始める前には、そんな格好をしていた人も多いので、あまり人の事は言えない。
地すべり(じすべり)
・・・砂地や泥濘の下りといった踏ん張りの利かない場所で、自分ではどうしようもないままに、足が滑っていってしまうこと。これを止めるべく、ストックをむやみに使うと「切腹」と相成る。
自爆霊(じばくれい)
・・・山頂標識や展望台などの絶好の撮影スポットに写りこんでしまう人のこと。山頂標識の前や真後ろ、三角点の上、展望の広がる場所のど真ん中、こういったステキな場所でどっかと座り込んで食事をしているのが一般的な姿。もしかすると、写りたがり。
写真史観(しゃしんしかん)
・・・記録をすべて写真に収めているため、記憶が写真任せになっている状態のこと。または、写真さえ取っておけば後で見返せばいいやと、その時のことをあまり意識しないこと。そのため、データが飛ぶことが一番の恐怖。
【せ】
絶対温感(ぜったいおんかん)
・・・温度計が無い状態でも気温が分かる人、ではなく、他の人には理解が難しい温度感覚を持っている人のこと。登り始め(もしくは準備段階)から大量の汗をかくメタボちゃんや、富士山ですら半袖短パンで登ってくる外国人さんなど、常人には理解に苦しむ。
切腹(せっぷく)
・・・下り斜面にて、前に突いたストックの柄が自分の腹部に突き刺さること。運悪く胸に刺さると折れる可能性もある危険な行為。山頂でお昼を食べて、下山時に食らうと「うぉぇい」みたいな表現となりとにかく危険。
全部のせ(ぜんぶのせ)
・・・どれが必要になるか分からないので、とりあえず出発時には、あらゆる物を持っていくこと。心配性な面もあるが、計画性の欠如も見え隠れする。これが進化すると、車に全て詰め込んでおいて、現地でパッキングをするという荒業も可能となる。
【た】
ダウナー(だうなー)
・・・最初は楽しい下り坂も、あまりに長く単調な下りが続いていくと、心理的に無感覚に落ちていくさま。次第に足運びもダラダラとしていき、往年のパフィーの如く歩き方が緩慢となる。
短髪(たんぱつ)
・・・とにかく、最短ルートを選択して登りたがる効率的な人のこと。最短コースを目指すのであれば、タクシーなどの交通機関も未舗装林道走行も厭わない。省エネ派ともいうが、エコロジストであるとは限らない。
行きずり山行(ゆきずりさんこう)
・・・前方に何が待ち受けようとも、とりあえず行ける所まで行ってみようとする山行のこと。1)とにかく計画通りに進めたい、2)折角来たから勿体無い、といった心理が働いているためのようであるが、遭難予備軍の典型的パターンである。こんな情に流されない身持ちの固い人がリーダーにふさわしい。
【ち】
チェッカー(ちぇっかー)
・・・とにかくチェックな服な人。山では普通の光景であるが、世間的には、一世代昔風に映るらしい。もっと格好いい服で山ウェアを作れないものかといつも思うが、そうもいかないらしい。
折り返し地点(おりかえしちてん)
・・・山頂に登った途端に、すぐ下山を開始する行為のこと。登る行為を目的にしたピークハンターの方にたまに見られる。
【と】
ドラえもんザック(どらえもんざっく)
・・・果物からお漬物、救急道具、予備の○○、とにかく何でもでてくるザック。総じて、ザックは大きくなりがちであるが、本人がその大きさや重さを意に介していないため特に不都合となることは少ない。パーティに一人は欲しい存在。
トレーサー(とれーさー)
・・・地図を見ないで、踏み跡や標識のみで山に登る人。低山の支線に迷い込んだり、破線などで踏み跡がなくなると、そのまま地図を見ずにさ迷うため、道迷いとなる可能性が非常に高い。
【ね】
根掘り葉掘りさん(ねほりはほりさん)
・・・気に入られたのか何なのか、詳細な個人情報を聞いてくる人のこと。そのうち人生相談やご近所話まで入っていくと、ここは山なのかと疑わしくなってくる時もある。
【は】
バナナの皮状態(ばななのかわじょうたい)
・・・「滑るんだろうな」と分かっていながら、流れで足を踏み出してしまうこと。コントのお約束のような状態であるが、何故か別のルートをとらないことが多い。特に冬は、午後の泥濘、アイスバーンなど、格好の材料が待ち受けている。見たらチャレンジしたくなるのが芸人の証?!
【ふ】
二日余痛(ふつかよい)
・・・三十路あたりから良くみられるようになる、二日遅れで来る筋肉痛のこと。休日の山行を終え、月曜日はなんとも無く普通の生活を送れているのに、火曜日に急に筋肉痛になってきたら要注意。「やれやれ歳をとったもんだ」と余計老け込むという促進効果も持つ。
ブルドーザー(ぶるどーざー)
・・・補助的な支えに使おうとしていただけなのに、枝をもぎ取り、ロープを千切り、石を落としと、なぜか破壊行為につなげてしまう人のこと。特に太っているわけではないのに、なぜかそのような現象が起こってしまうのは体質のなせる業なのか? 枝であればまだ良いが、木ごとへし折ったり、根こそぎなぎ倒してしまうの人には、ハカイダーの称号をプレゼントしたい。
【へ】
ベースレイヤー(べーすれいやー)
・・・山以外でも、ベースの着るものが山ウェアになっている様。休日を山で過ごしすぎていて、一般的な休日を過ごさなくなっていたため、いつの間にやら、普段着がモンベ○やノースフェ○スやコロンビ○などに様変わりしていたりする。「別に一般で着れる服だからいいじゃないの! 普通の人も着てるし」と開き直られると反論は難しい。近所だけではなく、都会でも普通に着られるようになったら、一人前。
【み】
見切り発進(みきりはっしん)
・・・トイレが出そうで出ない状態が続いているまま、山行に出発すること。途中に小屋があるラッキーな場合、そこまで頑張ろうと自分を鼓舞することが出来るが、コース的には、ある程度覚悟完了(?)して登ることも多い。白い花を咲かせないように準備!
【も】
燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん)
・・・月曜日を惰性でやりきろうとする山ヤのこと。土日を目いっぱい使って楽しむため、通常リフレッシュしている月曜日が一番ゲンナリして、朝から一日の終わりを待ち望んでいたりする。別名、給料泥棒。
【や】
山釣り(やまづり)
・・・ザックの背後にさしているストックが枝に引っかかること。倒れた大木を屈んで通ろうとする際に、よくかかることが多い。これも場所によっては命にかかわるので注意が必要。他にも、無駄にブラブラしているザックの紐(ストラップ)で引っ掛け釣りをしている人もいる。
山ヤの法則(やまやのほうそく)
・・・「スキー場3割増の法則」の逆をいく「山ヤを都会で見ると全然違って見える法則」。これ以上、下が無いような(失礼な)、ある意味極限状態で会っているためか、普通の生活の場で会うと、ちょっと違って見えるというお得な法則。山では凛々しいリーダーも、街ではただのサラリーマン、家庭ではイヂメられるお父さん、というギャップもあるので要注意。
【り】
リバウンド(りばうんど)
・・・山に行けば痩せると思っていたのに、何故か体脂肪や体重が増えてしまうこと。過酷な山行によく見られるが、一時的なものらしく、しばらく経つと減少することが多い。もしくは、規則正しい生活、適度な運動、高カロリーな食事、酒、このあたりが、プラスの方向に影響した可能性もある。いいのか悪いのか、ご愁傷様。
・・・思い当たるふしありますか?
こういったシチュエーションに、何か名前をつけてみたらどうだろう?
ということで考えてみた所、下らないものばかりが集まりました。独断と偏見での命名ですので異論・反論・オブ・・・はあるかと思いますし、すでに別の名前があったりしたら恥ずかしい限りですが、まぁ、暇つぶしにご覧下さいませ。
<< 山ペデア 2008 >>
【い】
移動押入れ(いどうおしいれ)
・・・部屋に置いておくと場所を取るし、毎回出し入れも億劫なので、山道具を車のトランクに詰め込んで利便性を図ること。そのため、山行が終わっても、そのままトランクに入れっぱなしとすることも多く、メンテナンスフリー(?)になりがちのため、汚れや劣化など、いろいろな点で注意が必要。特に、ガス缶と登山靴の入れっぱなしは危険。
【う】
VAAM状態(ヴぁーむじょうたい)
・・・とにかくどんな時でもジャンジャン発汗している人の様。雪山だろうが、冷たいものを食べていようが、下り坂だろうが、お構いなしで発汗しているものの痩せることに結びつくことは無いのは、人体の神秘。
【お】
オジサンタララジオ(おじさんたららじお)
・・・ラジオを大音量にして登ってくるおじさんのこと(ボッカや山小屋関係者除く)。山に来たという気分を味わいたい人にとってには、鬼門のごとく迷惑な存在。音漏れする位に大音量で音楽を聴いている移動DJも居るが、これは危ないから止めて頂きたい。
【か】
カメラ目線(かめらめせん)
・・・とにかく最初に、カメラでの撮影を優先してしまう人の様。いい景色に会うとまずカメラ。山頂に着いてもまずカメラ。見るものすべての感動や出来事をまず記録しておきたい、という意識から来るものと思われる。特に、ブロガーが近い位置にあるらしい。
ガンダム差し(がんだむざし)
・・・両手を開けるために、ストックを一時的に背中に差しておくこと。某ビームサーベルと同状態となっているためらしいが、一部ゾーン(30代あたり)にしかあまり理解されない。
【く】
グリンピース状態(ぐりんぴーすじょうたい)
・・・登山開始から終了まで、終始おしゃべりを続ける人のこと。疲れていても話をやめない執念と、終始話し続けられる話題の豊富さは、尊敬に値する。ただ、その反面、足元がおそろかになったり、結果、登った山のことを覚えていないという近所のお散歩と変わらないなんてことになる場合もある。グリンピースは、某パチスロチェーン店のことで、そのとめどないマイクパフォーマンスは有名である(って、そんなローカルな)。
【こ】
午後休(ごごきゅう)
・・・予定よりも早く目的地に着いてしまい、午後から夜まで際限無く飲み続ける様。テント泊では、こういった予定を最初からしている人も多々。
こんにちは地獄(こんにちはじごく)
・・・観光地などでひっきりなしに人がすれ違うときの心境。特に、登山学校の場合、挨拶は必須と教えられているからか、無邪気に元気に挨拶をしてくれるので、人数によっては、えらいことになる。特に自分が登りの場合、疲れを見せないように頑張ってしまって、より辛い。
【し】
ジーニスト(じーにすと)
・・・ジーンズやヒール、ハンドバッグに日傘など、街の装いで山に来る人のこと。ロープウェイのある山や低山といった危険の少ない、観光地化されている場所であれば問題ないが、たまにえらい場所で出会うこともあって、こちらが心配することもしばしば。とはいえ、山を始める前には、そんな格好をしていた人も多いので、あまり人の事は言えない。
地すべり(じすべり)
・・・砂地や泥濘の下りといった踏ん張りの利かない場所で、自分ではどうしようもないままに、足が滑っていってしまうこと。これを止めるべく、ストックをむやみに使うと「切腹」と相成る。
自爆霊(じばくれい)
・・・山頂標識や展望台などの絶好の撮影スポットに写りこんでしまう人のこと。山頂標識の前や真後ろ、三角点の上、展望の広がる場所のど真ん中、こういったステキな場所でどっかと座り込んで食事をしているのが一般的な姿。もしかすると、写りたがり。
写真史観(しゃしんしかん)
・・・記録をすべて写真に収めているため、記憶が写真任せになっている状態のこと。または、写真さえ取っておけば後で見返せばいいやと、その時のことをあまり意識しないこと。そのため、データが飛ぶことが一番の恐怖。
【せ】
絶対温感(ぜったいおんかん)
・・・温度計が無い状態でも気温が分かる人、ではなく、他の人には理解が難しい温度感覚を持っている人のこと。登り始め(もしくは準備段階)から大量の汗をかくメタボちゃんや、富士山ですら半袖短パンで登ってくる外国人さんなど、常人には理解に苦しむ。
切腹(せっぷく)
・・・下り斜面にて、前に突いたストックの柄が自分の腹部に突き刺さること。運悪く胸に刺さると折れる可能性もある危険な行為。山頂でお昼を食べて、下山時に食らうと「うぉぇい」みたいな表現となりとにかく危険。
全部のせ(ぜんぶのせ)
・・・どれが必要になるか分からないので、とりあえず出発時には、あらゆる物を持っていくこと。心配性な面もあるが、計画性の欠如も見え隠れする。これが進化すると、車に全て詰め込んでおいて、現地でパッキングをするという荒業も可能となる。
【た】
ダウナー(だうなー)
・・・最初は楽しい下り坂も、あまりに長く単調な下りが続いていくと、心理的に無感覚に落ちていくさま。次第に足運びもダラダラとしていき、往年のパフィーの如く歩き方が緩慢となる。
短髪(たんぱつ)
・・・とにかく、最短ルートを選択して登りたがる効率的な人のこと。最短コースを目指すのであれば、タクシーなどの交通機関も未舗装林道走行も厭わない。省エネ派ともいうが、エコロジストであるとは限らない。
行きずり山行(ゆきずりさんこう)
・・・前方に何が待ち受けようとも、とりあえず行ける所まで行ってみようとする山行のこと。1)とにかく計画通りに進めたい、2)折角来たから勿体無い、といった心理が働いているためのようであるが、遭難予備軍の典型的パターンである。こんな情に流されない身持ちの固い人がリーダーにふさわしい。
【ち】
チェッカー(ちぇっかー)
・・・とにかくチェックな服な人。山では普通の光景であるが、世間的には、一世代昔風に映るらしい。もっと格好いい服で山ウェアを作れないものかといつも思うが、そうもいかないらしい。
折り返し地点(おりかえしちてん)
・・・山頂に登った途端に、すぐ下山を開始する行為のこと。登る行為を目的にしたピークハンターの方にたまに見られる。
【と】
ドラえもんザック(どらえもんざっく)
・・・果物からお漬物、救急道具、予備の○○、とにかく何でもでてくるザック。総じて、ザックは大きくなりがちであるが、本人がその大きさや重さを意に介していないため特に不都合となることは少ない。パーティに一人は欲しい存在。
トレーサー(とれーさー)
・・・地図を見ないで、踏み跡や標識のみで山に登る人。低山の支線に迷い込んだり、破線などで踏み跡がなくなると、そのまま地図を見ずにさ迷うため、道迷いとなる可能性が非常に高い。
【ね】
根掘り葉掘りさん(ねほりはほりさん)
・・・気に入られたのか何なのか、詳細な個人情報を聞いてくる人のこと。そのうち人生相談やご近所話まで入っていくと、ここは山なのかと疑わしくなってくる時もある。
【は】
バナナの皮状態(ばななのかわじょうたい)
・・・「滑るんだろうな」と分かっていながら、流れで足を踏み出してしまうこと。コントのお約束のような状態であるが、何故か別のルートをとらないことが多い。特に冬は、午後の泥濘、アイスバーンなど、格好の材料が待ち受けている。見たらチャレンジしたくなるのが芸人の証?!
【ふ】
二日余痛(ふつかよい)
・・・三十路あたりから良くみられるようになる、二日遅れで来る筋肉痛のこと。休日の山行を終え、月曜日はなんとも無く普通の生活を送れているのに、火曜日に急に筋肉痛になってきたら要注意。「やれやれ歳をとったもんだ」と余計老け込むという促進効果も持つ。
ブルドーザー(ぶるどーざー)
・・・補助的な支えに使おうとしていただけなのに、枝をもぎ取り、ロープを千切り、石を落としと、なぜか破壊行為につなげてしまう人のこと。特に太っているわけではないのに、なぜかそのような現象が起こってしまうのは体質のなせる業なのか? 枝であればまだ良いが、木ごとへし折ったり、根こそぎなぎ倒してしまうの人には、ハカイダーの称号をプレゼントしたい。
【へ】
ベースレイヤー(べーすれいやー)
・・・山以外でも、ベースの着るものが山ウェアになっている様。休日を山で過ごしすぎていて、一般的な休日を過ごさなくなっていたため、いつの間にやら、普段着がモンベ○やノースフェ○スやコロンビ○などに様変わりしていたりする。「別に一般で着れる服だからいいじゃないの! 普通の人も着てるし」と開き直られると反論は難しい。近所だけではなく、都会でも普通に着られるようになったら、一人前。
【み】
見切り発進(みきりはっしん)
・・・トイレが出そうで出ない状態が続いているまま、山行に出発すること。途中に小屋があるラッキーな場合、そこまで頑張ろうと自分を鼓舞することが出来るが、コース的には、ある程度覚悟完了(?)して登ることも多い。白い花を咲かせないように準備!
【も】
燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん)
・・・月曜日を惰性でやりきろうとする山ヤのこと。土日を目いっぱい使って楽しむため、通常リフレッシュしている月曜日が一番ゲンナリして、朝から一日の終わりを待ち望んでいたりする。別名、給料泥棒。
【や】
山釣り(やまづり)
・・・ザックの背後にさしているストックが枝に引っかかること。倒れた大木を屈んで通ろうとする際に、よくかかることが多い。これも場所によっては命にかかわるので注意が必要。他にも、無駄にブラブラしているザックの紐(ストラップ)で引っ掛け釣りをしている人もいる。
山ヤの法則(やまやのほうそく)
・・・「スキー場3割増の法則」の逆をいく「山ヤを都会で見ると全然違って見える法則」。これ以上、下が無いような(失礼な)、ある意味極限状態で会っているためか、普通の生活の場で会うと、ちょっと違って見えるというお得な法則。山では凛々しいリーダーも、街ではただのサラリーマン、家庭ではイヂメられるお父さん、というギャップもあるので要注意。
【り】
リバウンド(りばうんど)
・・・山に行けば痩せると思っていたのに、何故か体脂肪や体重が増えてしまうこと。過酷な山行によく見られるが、一時的なものらしく、しばらく経つと減少することが多い。もしくは、規則正しい生活、適度な運動、高カロリーな食事、酒、このあたりが、プラスの方向に影響した可能性もある。いいのか悪いのか、ご愁傷様。
・・・思い当たるふしありますか?
いや、ただそんな気がするだけですが(汗)⇒ってすぐ発汗なVAAM親方
自分もなんだか落ち着きました(ヲイッ)。
ただ、いまいちオチが無いんですよね・・・。
考えているときは、楽しく「これ面白くね?」といったテンションでやっているんですけど、こうして勢いで書いたものを後で見てみると・・・普通に恥ずかしいですね。
しかも無駄に多い割には、いまいち・・・うーん、山に行き過ぎましたかね(爆)。
自分以外は、想像の産物ですからね。いないですよ(汗)。そんな世間の反感を買うような発言は今年はしませんから。
しばらく山の中で考えたものが基本ですが、言葉を自分で作り出すというのは、やっぱり大変なものなんだなぁと実感いたしました。こういったことを考えてみると、流行語や上手な表現を紡ぎ出す本職の方の凄さが実感出来るという意味では、いい経験になりました。山ブログ界でも、一昨年の「ビックリ栗饅頭」、昨年の「ワッショイ」のような、流行の表現など出来るといいですね。
言葉足らずでごめんなさい (ノД`)
当てはまる項もたくさんあって、身につまされる辞典です・・・・。
年初からの大張り切り!読者的には有難いのですが、後遺症を残さないようにお願いしますよ ヾ(´▽`)
へぇ~~~こんな言い方するのかぁ~と、マジに感心しております・・・・ハイ。
ねこさんは歩いてるときもいっぱい考えてるんだねー。わたしなんか、なーんも。ただ汗をかくばかり~。雪山でも、登り始めでもですけど、、、ね。
それが なにか?
私は一流のベースレイヤーですわ。それで昨日初出勤しちゃったもんね・・・それが、何か?