飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

塩原八幡宮へようこそ (栃木県那須塩原市)

2021-07-16 00:51:22 | スポットなたしなみ
塩原温泉郷のある国道400号線沿いに塩原八幡宮があります。
車で知らずに通りかかっても目に入らない、それほど目立たない場所にあります。




創建は大同二年・・・807年・・・平安時代も初め頃
非常に古い歴史と伝説を持つ神社です




塩原八幡宮(本殿)

 創建は大同二年(807)とされていますが、「幕岩村正八幡宮略縁起」によると、康平元年(1058)、源頼義と嫡子の義家が前九年の役に奥州安部貞任征伐のため、この八幡宮に立ちより戦勝祈願をして社殿を再興しました。
 その後治承四年(1180)に源頼政一族が、神前に鎧兜を奉納、文治三年(1187)には源有綱(源義経腹心の武将)が訪れ八幡宮に参拝しました。その後、源有綱は塩原八幡宮の側神として祀られ、地域の人々に尊敬され、塩原領主や藩主により代々守られ、塩原の村社として今の世に伝えられています。
 寛政十年(1798)、時の宇都宮藩主戸田越前守の許しを得て再建されました。

 けやき造、間口一間、奥行一間、流れ造りの厚板葺き屋根。
 【祭神】誉田別命、素戔嗚命、大山祇命、源有綱

 平成五年三月三十一日 塩原町文化財指定

 那須塩原市教育委員会 (本殿脇看板より)




そして拝殿前にそびえるのは樹齢約1500年の逆杉
神社創建よりも古い歴史を持つ2本の杉は、夫婦杉としても知られています



逆杉の由来

約1500年以前より湧水等の恵まれた環境の中で今日なお樹勢盛んな杜の巨木杉。
当境内に多くの根株のみを留めている当初よりの杉の中で逆杉二本は御神前の東西に並ぶ、連理の御神木として古くより夫婦杉と称せられ相生の杉の御神徳高い杉として敬われている。梢に近く高い幹に垂れた太い枝が多いところから逆杉と呼ばれるようになる。
伝説によれば平安時代の康平年間、八幡太郎義家公が東征の途中、当所に於て逆杉に神気を霊感され、源家縁りの当八幡宮に戦勝を祈願されたといわれる。
雄杉(西側)の幹周11.5メートル 雌杉8メートル 樹高40メートル 樹勢旺盛な杉の巨木代表として、昭和12年4月17日、国(文部省)より天然記念物に指定される。

(逆杉前の看板より)




気の大杉は、健康にご利益があるそうですので、せっせとお参り



若水神社の池は非常に透き通っていて
錦鯉が優雅に泳ぐ姿は、絵画の世界のようでした



塩原八幡宮
場所:栃木県那須塩原市中塩原11
駐車場:大きな駐車スペースあり




塩原にお越しの際には、温泉にプラスの癒しを是非どうぞ。




凛々しい狛犬もお待ちしていますよ


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