輪の華

占い師 祈祷師 霊媒師
占室輪協同運営者

【霊視・予知予言・タロット】

今は今だけだけど

2017-11-28 19:36:40 | 日記
夜中に、夫と多嘉良が夫宅で、話す。

多嘉良は、仕事をどんどん早め早めに片付けている。

多嘉良の身体が心配だ。

アメリカ行くのは、多嘉良にダークな仕事を、させない為だ。



いきなり入院になっていた。

「私、寝てた?」と多嘉良に聞いたら、「うとうとしてた」って。

記憶ない。

「私、トイレ行った?」も聞いた。

トイレ近いから。「連れて行った」って。

???


「私は何か食べた?」も聞いた。
文法というか、質問がおかしい。

「ココア飲んだ、いや飲ませた」と、多嘉良。

???


「薬のせいだ」と言っていた。

お腹が爆発しそうな程、痛かったのは覚えている。


入院先、個室だった。

特別室だ。個室が良い多嘉良。普通の個室、空いていなかったから。


一日幾らなの。早く出る。良い部屋にして貰っても、独房だから。


多嘉良のご依頼人様、面談(仕事)させるっていうつもりも、あるんだと思う。



娘は夫の実家に今、いる。

多嘉良の実家にも娘は、行くけれど…。

夫の実家(特にお姑さん)は、多嘉良のご両親と面識がある。

多嘉良のご両親は、多嘉良が仕送りしようが、しなかろうが、質実剛健。

倹しい暮らしを望む。なのに、夫の実家は、彼らに見栄というか、対抗意識がある。

そして、娘の取り合い……取り合い?

夫の実家の、強奪。

夕方、娘が来て、私の夕ご飯を全部、平らげて行った。

「こー(愛称)のだよ!」というから、「ぜんぶ食べなさい」と言った。

子供にご飯あげるのは、愛情。

授乳と同じだな、とふっと思う。


私の母が、どういうつもりで、姉や私に食事を与えなかったか、未だにわからない。


午前中は、具合が凄く悪かった。

検査あった。説明のさわり(要点)がわからなかった。

多嘉良がわかっているから、まあ良いや、と思って楽をさせて貰う。


ほとんど眠っていた。まだ眠い。


夜、多嘉良が来る。ここは泊まれるから。

何だか変な感じ。ずーっと。

視界がぼやけてて、光が。「薬のせいだ」って多嘉良は言っていたが…


子供の頃、つまりシラフで、こんな光景をいつも見ていた。


それも話したんだけど、「いまのは薬だ」って多嘉良が。


私は多嘉良を、感覚を共有できる、唯一の人だと思っている。


でも、今の感覚は伝わらないのだろうか。


多嘉良が拒否ってる。死にそうな人間の感覚なんて、嫌がっている。

だって、彼は生きるエネルギーが、膨大だもん。



「今」って、今の時間って、この自分の意識で、一瞬しか味わえないのだけど…


同じ魂で、来世に行っても、それは自分の意識じゃないから。


生まれかわりの後は、もう自分じゃなくなる。



早くそっちに行きたい気がする。


そっちの自分になりたい気がする。


娘もいるのに、何でそう思うんだろう。


私も母と同じ。薄情だ。

娘は私がいなくても、立派に育つとわかっている。



不思議だ。多嘉良にも感謝しているけれど、未練、心残りがない。


その時々で、全力で接して来たから、後悔がない。



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