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瀬戸内海 離島の暮らし

離島(田舎)の暮らしのススメ

瀬戸内海の島々に残る、情緒を直接感じてみてください。

離島のファイトマン

2016-08-10 11:27:56 | 日記
瀬戸内の離島は、人口減少の過疎化が急激に進んでいます。
その中で、先日訪れた離島で島の活性・離島の魅力を多くの方々に
知って頂く為の活動を拝見させて頂きました。

瀬戸内海塩飽諸島に位置する香川県丸亀市 広島

石の里として知られ、今でも青木石(御影石)が採掘されています。

塩飽諸島では一番大きい面積を有し、咸臨丸の水夫さん(11名)の出身地です。




島プロジェクト・もうら として
島内で空き家を活用した ゲストハウス ひるねこ  体験型宿泊施設 たびねこ  みんなの宝物の館 招きねこ
を運営しています。


島プロジェクト・もうら 代表の木下さんは、島の漁師さん
島での釣り場情報、宿泊時の料理に期待が高まります。

離島移住へのススメ   「おい、あんた」

2016-08-09 09:35:37 | 日記


島に移住しても、長く滞在していても、島の見知らぬ人から声を掛けられます。

「おい、あんた」「どこの人、どこから来た?」

素朴な質問を直接聞いてきます。

質問に答えると「ア~そうか。」
それだけ言って去って行きます。


又、次の日 島の違う人から

「おい、あんた」「この島はどうだ?」(住み心地は良いか。)

質問に答えると「あ~そうか。」
それだけ言って又、去って行きます。


又々ある日 島で初めて会う人から

「おい、あんた」「困っている事無いか?」

質問に答えると「遠慮すんなよ、自分は〇〇の〇〇〇〇だから、(住んでいる場所と名前)を
告げて去って行きます。


良いか悪いかは、別として島内に瞬時に自分の情報が伝わっていることに驚きます。
島内には高齢者が多いので「SNS}では無いことは確かです。

情報伝達方法はいずれ・・・お話しします。


何度か、すれ違い時のあいさつ等で、面識を重ねてくると呼び止められ、島暮らしの便利帳
ではないですが、島の「あれこれ」を教えてくれます。


まして、島内に知り合いが誰も居ないときは・・・・・「想像してください。」


長年住み慣れた生活環境が一変し、その素朴さに驚きます。















・離島移住のススメ

2016-08-08 09:08:19 | 日記

毎週土曜日、テレビ朝日放映の「人生の楽園」面白いね~~



まさに、移住希望者にとっては自分の憧れが、「人生の楽園」そのもの。

夢を実現させた「人生の楽園」の出演者さんたちが、移住を決断しその地の生活を
楽しんでいる様やその笑顔が、自分の背中を押してくれたような思いがして、
10年程前東京から瀬戸内の香川県に移住しました。


移住を決断するまで考え悩みましたが、「結果オーライ」人様はアバウトに感じるかも
知れませんが、緻密な移住計画や移住先リサーチよりも「百閒は一見に如かず」

移住憧れの地を観光で行って、その土地と自分の相性がわかりますよ。


離島移住のススメ

自分も離島移住者です。

一般的に離島生活は交通・買い物等の利便性から敬遠されがちですが、大間違いです。

むしろ、離島振興法という制度が確立されていますので、自分が住んでいる島では、乗り合い
バス一律100円買い物移動スーパーが週2回 毎週1回生協さんが注文を取りに家まで来ますし
配達もしてくれます。

診療所もあり、毎日受診もでき万一、夜中急病でも救急船(当然無料)が来てくれますよ。


どちらかと言うと、以前の生活と比べると贅沢な気がします。
公共的な面では、「至りつくせり」の離島生活を味わうことができます。


「人生の楽園」の番組のなかで野菜やお魚をもらうシーンがありますが、マジ本当です。
それも大量に又毎日のように・・・

利害関係ではなく、単純に自分の作った野菜、自分が獲った魚を食べてほしい気持ちで
分けてくれます。


あとは、自分たちの生活の糧をどこに求めるのかでしょうね。
但し、中途半端な思いで家探し 建物や土地購入は避けるべきと思いますよ。

離島で、借地・借家はたくさんありますが、借地・借家を借りての移住生活者には
本音では付き合ってくれませんので注意してください。(いずれは島を去る、よそ者)

島に移住する際は、不動産(驚きの価格です。)を購入し、そのうえで生活の糧を
求める・・・・・おススメです。


















瀬戸内移住 瀬戸内海ロマン 哀しい編

2016-08-05 07:06:35 | 日記
お園の州

昔、島には強欲物の強い代官がいて年貢取り立てが厳しく島の人たちは、大変困っていました。

ある日、大潮の日 島の人たちは強欲な代官を大潮の日だけ海上に現れる白浜できれいな中州へ誘い、お酒を振舞い代官を酔い潰れるまでお酒を飲ませ、潮が満ちるのを待って島の人たちは、代官一人を置き去りにして帰ってしました。

大潮の時だけ出現する中州は、潮が満ち始めると潮の流れが速い激流へと変化します。


酔い潰れた代官が目を覚ました時は、島の人たちは、誰も居なく潮だけが激しく満ちて来ていました。

代官には、お園という一人娘がいて、帰りが遅い父親を心配して 州 の見える岬まで迎えに来ました。
ところが島の人たちは誰も居なく父親だけが州の中に残されているのを見て、島の人たちに助けを求めましたが、誰も助けてくれません。

潮流にのみ込まれていく父親を見てどうしょうも出来ないお園が、ジタンダを踏んで悔しんだポックリ下駄(履物)の足跡が岩に着くほど嘆き哀しみました。

お園は島の人の非情さん恨み、お園の顔から笑顔が消えてしまいました。

その後、大潮になると州では、船の遭難や島の中では、悪い病気がまん延して、島の人たちは自分たちがした過ちを悔い、島に代官の霊を祀り 州を園の州とよび代官とお園をいつまでも慰めたそうです。




一部解釈が間違っているかも知れません。
島の中に立てられている看板を参考に自分なりに解釈して書き込みました。

このお園の州の物語を当方のブログに記したのは、本来昔の話とは言え、島に残っている酷い、醜い伝説的な物語は、島内だけに伏せて置きたい島外には知られたくない、と思いますが、観光客が一番見やすい場所にその看板を立てあります。

島の先祖がその霊を真剣に祀り悔い改めているからこそだと感じ、書き込みました。