奄美の山々は春を迎えているようです。逆光に美しく輝
くアカメガシワの新芽を見ました。アカメガシワは、名前
のとおりですが、光の当たる明るい環境を好み、秋は葉
が黄色になり落葉します。伐採跡などに生えてきますが、
周りの広葉樹が育ってくると、次第に衰退していきます。
しかし、地中に広がった根がしぶとく残り、いつか近くに
明るい場所が出来ると、その根の先から新しく芽吹いて
いきます。しぶといのです。いいことをひとつ。アカメガシ
ワの朽木には、おいしいキクラゲが生えてくることが多い
ようですよぉ~。
【島口バージョン】(キシゆむた)
島ぬ山や春だりょうっと。さかしま光ぬあたてぃ、カシャギ
ぬ葉ぬきょらんさありょうたっと。カシャギや、光ぬ当たり
ゅんどろなんてぃあてぃ、秋や葉ぬきいかなてぃ、葉ぬう
ていんじゃがな。伐採しゃんどろなんてぃめぇてぃきゅんば、
うんぼてぇぬきんきゃぶめぇてぃくぅば、だんだんかれてぃ
きゅんちよ。うがししゅんば、じぬなかなんてぃねぃぐりば
ひるぎぃてぃ残てぃ、いちかうんぼてなんてぃ明るっさんど
ろぬでけれぃば、またねぃぐりぬ先らわあさん芽ぬいじて
ぃきゅうちよ。やずららんどや。いちゃんくぅとぅばちいち。
カシャギぬくさったんきぃなんてぃや、むるまっさんミング
リぬめぇてぃきゅんちどやぁ~。
植物はいろんな姿をみせてくれますね。
こちらが油断していると、いい瞬間を見逃してしまって、あ~あ、なんてことになるのでやっぱり頻繁に自然の中に出かけたいものです。