奄美自然観察記

高のフィールドより

笠利崎ウォーキング観察会  ソコベニヒルガオなど

2020-10-18 18:37:31 | 植物





夕べから雨が降り続き、夜が明けても雨が降っていましたが、熱心な参加者の皆さんで「笠利崎(かさりざき)ウォーキング観察会」を行いました。この間花が咲いていたタコノキは実が付き始めていて(写真2枚目)、トックリヤシモドキは新たな花も咲き始めていました(写真3枚目)。葉の赤いニシキアカリファのボサボサした花も咲いたままでした(写真3枚目)。






浜へ降りて行くと次第に小雨模様となってきて、時折日が射し始めてきました。アダンの近くにはセンニンソウの白い花(写真2枚目)がみられ、近くには南から流れてきたと思われるゴバンノアシの実(写真3枚目)が落ちていました。ハマタイゲキの花はすでに実になっていて(写真4枚目)、浜一面に這っていたスナヅルには、ひらべったいコンブのような形のものがいくつか付いていて、そこからたくさんの蔓が出ていました(写真5枚目)。






しばらく海岸を歩いていると、雨もすっかり止んで青空が現われてきました。スナヅルの合間には、たくさんのアツバアサガオ(写真2枚目)が咲いていて、白と黄色の美しいグラデーションが見られました。また、ソコベニヒルガオも美しい花を咲かせていました(写真3枚目)。やがて、青空には上空を舞うサシバの姿(写真4枚目)があり、岩礁ではクロサギが魚を狙っていました(写真5枚目)。






お昼近くになって、笠利崎の先端で弁当を開いてしばらく休憩ののち、帰りは農耕地を歩きました(写真1枚目)。農耕地周辺では、ツルボの花(写真2枚目)や数匹のセスジスズメの幼虫が地面を這い(写真3枚目)、ベンケイガニ(写真4枚目)やタイリクショウジョウトンボ(写真5枚目)の姿なども観察できました(写真2枚目)。

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