見上げてみると、林床から約６～７ｍほどの高さの所から見下ろ
すように、タカツルランの花が咲き始めていました。タカツルランは
葉がなく、蔓となって木をよじ登って咲く不思議な腐生ランであり、
つる性ランです。なぜこんなにも高い所によじ登る必要があるのか、
ナゴランなどのような着生ランとはまた違った進化を果たしたよう
です。本当のところは、タカツルラン自身に訊いてみないと分かり
ませんが。
【島口バージョン】（キシゆむた）にゃあげたっとぅ、しゃーらて～げ６～７ｍべりたあさんどろら、にし
ゅんにし、タカツルランぬ花ぬ咲きぃ始めとぅりょうたっと。タカツル
ランや葉ぬねんてぃ、蔓なてぃきぃばのおてぃいじぃ咲きゅんうとぅ
まらかん腐生ランあてぃ、つる性ランだりょっと。ぬがかしがれぃた
あさんどろちのおてぃいかんばならんかい、ナゴランぬきゃぬ着生
ランとぅやまたちがたん進化ばしちゃんにししゅりょっと。本当ぬくぅ
とぅや、タカツルラン自身に訊かんば分かりやしらんば。
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うっかりすると、木の花に見えます
まさに、どうしてそうなったか
ランに聞いてみたくなります
自然は奥が深い・・・
生物の多様性というのは
ただ種類が多いだけではなく
生き方の多様性を意味するような気もしてきます
種として定着するのには
長い時間がかかったでしょうけれど
多様な生き方ができることは、素晴らしいことです
自然界も、人間社会も・・・
自然が豊かであるということも言えるのでしょうね。
ラン類は、植物の中でも自然界に新しく出現してきた
グループです、着生ランや腐生ランなどは、まさにそ
れまでの他の植物とは違った生き方を選択したものと
思われます。豊かな自然は観察すればするほど、その
不思議な魅力のとりこになってしまいます。