奄美自然観察記

高のフィールドより

綿毛のような幼虫 ヒトツメハゴロモ

2006-08-14 17:39:02 | 昆虫




成虫の翅に、人の目のような模様があるヒトツメハゴロモが
いました。止まっていたセンダングサの茎には、たくさんの
幼虫がいます。この幼虫、白い綿毛のようなものを身にまと
っています。身を守るためにあるのかも知れませんが、とて
も目立ってしまいます。どのような役割があるのか不思議
です。

【島口バージョン】(キシゆむた)
ふっちゅなたん虫ぬ翅なんてぃ、ちゅぬめぃにししゃん模様
ぬあんハトくぁ(ヒトツメハゴロモ)ぬうりょうたっか。止まとぅ
たんセンダングサぬ茎なんてぃや、いっぱいくゎっくゎ虫ぬ
うちょうたっか。くんくゎっくゎ虫やしるさん綿毛にししゃんむ
んぬくっかとぅたっか。どぅば守りゅんためぇかも知れらんば、
むる目立ちゅっと。きゃっしゃん役割ぬあんかうとぅまらっさ
んむんじゃ。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ギャップがすごいですね。 (しら)
2006-08-14 19:20:24
この幼虫からこの成虫は、想像できないですね。幼虫はまるでタンポポの綿毛のようです。成虫の模様も仮面舞踏会のお面のようで面白いですね。
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目玉模様は面白い ()
2006-08-15 19:43:21
確かに、目玉模様は他の蛾や蝶にも見られますので、捕食者から逃れる戦略でしょうね。幼虫の綿毛も、捕食する気にさせないための役割があるのかもしれません。
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