山崎研究室ブログ

長岡技術科学大学
情報ネットワーキング研究室

2013/01/27-30 国際学会ICACT2013@韓国

2013年02月03日 | Weblog

1月27日から30日にかけて、韓国フェニックスパークで開催された国際学会ICACT2013にM2倉園・近藤・フォンが参加してきました。

ICACT2013 Program

 

・1日目(1/27)

朝9:30頃、新潟空港から韓国の仁川(インチョン)国際空港へ出発しました。航空機の移動時間は2時間程度と国内線と大差ないですが、機内食が出ました。なかなか美味しかったです。

仁川国際空港からバスで2時間程度移動し、ソウルに着きました。ソウルは耳が少し痛くなる程度の寒さで、バスの移動途中で湖が凍っていたり、交通整理の人が耳まで隠れる帽子を被っていたりしました。

1日目はOakwoodホテルに泊まりました。かなりグレードの高いホテルで長期間生活できそうです。4人で1部屋に泊まりましたがゆったり過ごすことができました。

ホテルへのチェックインを済ませた後、翌日のバスの乗り場Glass Towerを確認し、ホテル近くの韓国料理屋で夕食をとりました。ソッコスンドゥブとヘムルスンドゥブという鍋料理を食べました。ソッコスンドゥブの方は牛肉+シーフード、ヘムルスンドゥブの方は貝のスープでした。前菜として出てきたキムチが、旅行中食べたどのキムチよりも辛かったです。

  

(左から機内食、Oakwoodホテルのキッチン、夕食の鍋)

 

・2日目(1/28)

朝06:15発のバスでソウルから発表会場のフェニックスパークへ2時間かけて移動しました。バスの中はスキー客がほとんどでした。会場に近づくとバスの窓が真っ白になり、会場はソウル以上の寒さでした。

会場で登録を済ませたところ、近藤君が賞を頂きました。

午前のセッションを聴講した後、ホテル内のレストランで昼食を取りました。2種類のメニューのうち、牛肉ときのこのスープを注文しました。

昼食後最初のセッションで、フォン君と倉園が発表を行いました。倉園の発表では質問内容を聞き取れずずれた回答をしてしまい、リスニングの勉強不足であったと反省しました。

夜のバンケットではバイキング方式で様々な料理を食べました。食事前のICACT紹介プレゼンテーションで今回の会議には25の国の人が参加したと発表されました。国際会議1日目に参加した感想として、25カ国の人が英語という共通の言語で会話できるということが実感でき、英語を勉強して多くの国の人とコミュニケーションしてみたいと感じました。

この日と翌日はフェニックスパーク内にあるホテルに宿泊しました。床暖房で夜はぐっすり眠ることができましたが、元々3人部屋のところに4人泊まったため少し窮屈でした。

  

  

(左から賞を頂いた近藤君、フォン君の発表、倉園の発表、フェニックスパーク外、昼食の牛肉ときのこのスープ、ホテルのオンドゥル部屋)

 

・3日目(1/29)

この日は山本先生と近藤君が発表を行いました。

午前中、倉園とフォン君は午前のセッションを聴講し、その間山本先生と近藤君はホテルで発表練習を行いました。

昼食は昨日と同じ場所でとりました。昨日と同じメニューだったので、昨日とは別の方の大豆ときのこのスープを注文しましたが、昨日食べたスープと比べてこちらは塩辛かったです。

昼食後、山本先生と近藤君の発表を聴講しました。

夕食はフェニックスパーク内のセンタープラザ外れにある焼肉店に行き、豚肉・餃子・冷麺を食べました。韓国は野菜を多く摂る国で、焼いた肉を野菜に包んで食べるそうです。この文化は真似したいと感じました。

  

(左から山本先生の発表、近藤君の発表、夕食の焼肉の様子)

 

・4日目(1/30)

午前中でICACT2013が終わり、14:00にフェニックスパークからソウルへバスで移動しました。ソウルへ着くと1日目と同じOakwoodホテルにチェックインしました。

夕食は山崎先生オススメの焼肉屋で食べました。とても美味しく、あっという間に食べ終えました。

 

(左から全員の写真、肉にかじりつくフォン君)

 

・5日目(1/31 最終日)

新潟空港への航空便の出発は午後からなので、午前中は観光をしました。

観光地への移動を兼ねて、鍾閣駅近くの里門(イムン)ソルロンタンで朝食をとりました。この店は100年もの伝統を持つソルロンタン(牛の骨と肉を煮込んだスープ)の老舗だそうです。スープ自体の味は薄く、塩で味を調整するようです。ご飯が入っているため、塩を入れると日本のおかゆのような味になり、とても美味しかったです。

朝食を終え、歩いて昌徳宮(チャンドックン)まで移動しました。昌徳宮は内外ともに緑をベースとした色鮮やかな装飾がされていて、天井には鳳凰の絵が描かれていました。後宮の方はガイドが必要らしく、時間が合わなかったため入れませんでした。

次にNソウルタワーの観光をしました。ロープウェイである南三ケーブルカーでNソウルタワーの麓まで行き、エレベータで展望階まで移動しました。エレベータで登る際、天井に設置されたディスプレイにロケットが打ち上がる演出があり、面白いと思いました。

電車で移動して気づいたのですが、駅の乗り場に操作できる地図のデジタルサイネージがあったり、電車内にもデジタルサイネージが設置されていたりと、ソウルではデジタルサイネージが積極的に設置されているようです。

午後はソウルから仁川国際空港へバスで移動し、18時発の便で日本へ帰国しました。

   

(左からソルロンタン、昌徳宮正門、昌徳宮の天井の装飾、Nソウルタワーからの景色)

 

初めての海外で、良い経験になりました。近藤君と倉園でバスの乗り場を聞いたり観光地のチケットを購入したりしましたが、簡単な英会話でも戸惑ったりしていたので、まずは外国人相手に英語で話してみることが必要だと感じました。飲食店での注文や勘定は韓国語会話本で覚えたフレーズで問題ありませんでした。

今後、後輩たちがどの国際学会に参加するかは分かりませんが、韓国は食べ物が美味しく良いところだったと思います。

 

この文章は倉園、写真は倉園・近藤・フォンの3人の提供でお送りしました。