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OM-1のハイレゾショット

2023年10月30日 | 機材について
OMDSは「コンピュテーショナル フォトグラフィ」ということで複数の画像を処理して新たな画像を得る技術を積極的に実装しています。ハイレゾ撮影はごくわずかにずらして撮影された画像からより高解像度の画像を得る技術です。最近ではEOS R5やニコンのZfにも同様な技術が実装されていますが、手持ち撮影に対応したモードがあること、カメラ内で完結する(ニコンやキヤノンはPCでの後処理が必要)ことなどOMDSが優れています。
OMDSの「手持ちハイレゾ」は12枚合成で50Mの高画素を実現する ので、12枚連写中に被写体が動いたり、照明が変化したりすると、合成できなかったり、ぶれたような異常な画像になってしうまいます。そんな使いにくさがあるので、これまで、暗い場所での動かない被写体(博物館の展示物)に限定して使ってきました。
今回は薔薇の撮影で、どれくらい有効か試してみることにしました。このところ穏やかな天気が続いているので好都合です。
OM-1で「ハイレゾショット」を撮影すると、12枚合成の画像と、連写の最初の1コマのRAW画像が記録されるので、その2枚を等倍で比較してみました。


左側が通常撮影、右側が手持ちハイレゾショットです。良く見ると中央の花弁の表面がくっきり出ています。これぐらいの差が写真にどれぐらい効果があるかはわかりませんが、一応解像度の向上はありそうなので、もう少し試してみようと思います。

先ほどの写真の全体はこちら、横浜イングリッシュガーデンの薔薇、「禅」という名前が付けられています。
PA260649

解像度という観点では、ハイレゾショットの効果は限定的ですが、多数枚合成することでノイズが低減されます。ノイズについては公称、2段分の効果と言われていますが、確かに高ISOではその程度効果があります。そのため暗い被写体では結構有効です。ただし被写体が動くと剛性できないので、その辺が悩ましいところです。

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