気まぐれ五線紙 Memory

 古の懐かしき青春時代の思い出を

John Coltrane ( ジョン・コルトレーン )

2009-05-19 | ModernJazz
当時、愛読雑誌はスイングジャーナルで、毎月欠かさず読んでいた。そして、聴いていた音楽は、いつもモダンジャズ、の記憶なんだが、レコードはなぜかほとんど無い。やはり高校生では金が無かったか。田舎だったしなぁ。

で、その頃吹いていたのがクラリネット、後に大人になってテナーサックスもやっていたこともある。が、奇形的に小さな手のため(笑)、普通のテナーでは小指がついていかず、キーから小指がはずれることすらあった。で、諦めてしまったのだが、そのテナーはいまだに有る。ヤマハのプロモデルYTS-62だが、どなたかいりませんか(笑)。

〈 Blue Train 〉
「Blue Train」、いま聴くと、音質の関係か、いまひとつ迫力に欠けるように思う。いまとなっては聴き比べる術が無いので、本当のところは分からないが、迫力を感じない分、なんだかコルトレーンが優しく聴こえてくる(笑)。
録音は1957年9月15日で、まだコルトレーンの語りにスイング感を感じる頃の1枚である。

〈 Live at The Village Vanguard 〉
コルトレーンの本拠地、硬派のクラブVillage Vanguardでのライブだ。
録音は1961年11月の2日と3日。
さすがに音は悪い。とくにピアノのソロの時のボリュームがバックで弾いていた音量のままだ。
A面の2曲目、「Softly, As In A Morning Sunrise」は、私がJazzの世界に足を踏み入れるきっかけとなった曲である。ただし、あくまでも「曲」がであり、当時(中学2年生)聴いたのはSwingJazzでクラリネット2本によるものであった。奏者は当然覚えていないが日本人である。
「Blue Train」が1957年9月の録音で、この「Live at The Village Vanguard」が1961年11月、4年の時の流れが有るのだが、やはり4年後のこのライブは、いわゆるコルトレーンらしい演奏になっている。エリック・ドルフィーがいい。


《 RelationSite 》
JOHNCOLTRANE  // 演奏が聴ける




■ Blue Train (B1a1)



Blue Train
Moment's Notice
Locomotion
I'm Old Fashioned
Lazy Bird

TenorSax: John Coltrane
Trumpet: Lee Morgan
Trombone: Curtis Fuller
Piano: Kenny Drew
Bass: Paul Chambers
Drums: Philly Joe Jones

Recorded: 1975.9.15
Label: BlueNote(GXK 8055)




■ Live At The Village Vanguard (B1a2)



Spiritual
Softly, As In A Morning Sunrise
Chasin' The Trane

TenorSax/SopranoSax: John Coltrane
BassClarinet: Eric Dolphy
Trumpet:
Piano: McCoy Tyner
Bass: Reggie Workman
Drums: Elvin Jones

Recorded: 1961.11.3~3
RecordingPlace: The Village Vanguard
Label: IMPULS(VIM-4611)




[ JohnColtrane: 2Album / 2Record ]

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