気まぐれ五線紙 Memory

 古の懐かしき青春時代の思い出を

Miles Davis ( マイルス・デイビス )

2009-05-19 | ModernJazz
昔々、たしか「ソノシート(名前を間違っているかも知れないが)」という名のペラペラのレコードが世の中に有って(大きさはドーナツ盤)、これが本になった中袋に4枚か5枚くらい入っていて、もちろん音は悪いが値段が安く、解説もたくさん書いてくれており、これを何度もよく聴いたものだ。
じつは、このソノシート、最初の1冊を買ってくれたのは、いまは亡き姉であった。そして、その1冊目のソノシートがモダンジャズの入り口となっている。

モダンジャズのソノシートは、たしか3冊くらいは持っていたのだが、残念ながら、いまはもう無い。いま思えば、なんで捨てたんだろうと後悔する。マイルスも、そのソノシートで、何度も何度も、よく聴いたものだ。

〈 Walkin' 〉
私が初めてマイルス・デイビスを聴いたのはミュートプレイである。つまり、私の中ではマイルス、イコール、ミュートプレイのイメージがある。この「Walkin'」もB面は全曲ミュートを付けている。
解説に油井正一さん名が有る。懐かしい。油井さん、たしか、ラジオ番組を持っていて、この人のテーマ曲が有ったのだが、聴いたら思い出すのであろうが、何という曲だったか思い出せない。

〈 Cookin' 〉
このA面の1曲目「My Funny Valentine」は、私にとっての、マイルスの代表曲である。
しかし、このレコードに傷が有ったのか、3ヶ所ほど、ソフトでカットできなかった雑音が入ってしまっている(残念)。
B面の「Airegin」は、マイルスの演奏より、ロリンズの演奏で、先に書いたソノシートでよく聴いたものだ。(もともと「Airegin」はロリンズのオリジナル曲、「ナイジェリア」の逆さ読み)
このアルバム、コルトレーンとの競演がいい。また、ポール・チェンバースがいい。


《 RelationSite 》
MILES DAVIS




■ Walkin' (B1k1)



Walkin'
Blue 'n' Boogie
Solar
You Don't Know What Love Is
Love Me Or Leave Me

Trumpet: Miles Davis
Trombone: J.J.Johnson
TenorSax: Lucky Thompson
AltoSax: Davey Schildkraut
Piano: Horace Silver
Bass: Percy Heath
Drums: Kenny Clarke

Recorded: 1954.4, 29
Label: PRESTIGE(SMJ-6528(M))




■ Cookin' (B1k2)



My Funny Valentine
Blues By Five
Airegin
Tune Up | When The Lights Are Low

Trumpet: Miles Davis
TenorSax: John Coltrane
Piano: Red Garland
Bass: Paul Chambers
Drums: Philly Joe Jones


Recorded: 1956.10.26
Label: PRESTIGE(SMJ-6534(M))




[ MilesDavis: 2Album / 2Record ]

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