本日、ニジェールに派遣されていた隊員から協力隊の撤退のメールが入った。ニジュール共和国とは、西アフリカにあり面積が1,267,000k㎡で人口が1,467万人の国です。産業が遊牧とウラン産業といった産業が経済を支えています。HDIが世界最下位ともっともまずしい国と言われています。
ニジェール共和国の紹介はウィキペディアで↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB
ニジェールでは、これまで特にフランス人を対象に誘拐事件等が多発していたそうです。そこで今年に入りフランス政府のボランティアや米国のボランティアが撤退した事を受け外国人に対する相対的被害リスクが高まったと考えられ日本のボランティアも撤退が決まったそうです。
現在は、ニジェール隊員の全員が日本に帰国しているそうです。活動半ばにして帰国とはあり隊員の全員が悔しい思いをしているそうです。21-1次隊は10ヶ月の活動でしたが特別任期短縮として扱わられ、隊員に聞くと任期終了と任地変更の二つの選択ができると聞きました。22-1次隊以前の方は任期満了になってしまったそうです。といっても近くの国に案件があるかどうかで変わってきますが。
国の事情によっても派遣は中止になってしまいます。せっかく遠い任地に来て貴重な体験をしているが明日には何が起こるかわからないと言う事もしみじみ思いました。思いの叶わなかった仲間の分一日一日を大切にしていかなければいけないと改めて実感しました。