毎年恒例のお餅つき。臼と杵でついています。臼は実家からもらってきたもの。ところどころ虫に食われて穴があいていますが健在です。今年は6家族が参加し、なんと16臼。朝9時に蒸し始めて、終わったのは3時半でした。お昼ごはんは、きな粉、おろし大根をまぶしたつきたてのお餅と差し入れのバナナ(それだけ・・・)。
木枯らしの吹く寒い日でしたが、立派な鏡餅もできました。
ぜひ署名にご協力ください。
宇治田原町社会福祉協議会が実施している「移送サービス」。障害を持つ方を中心に、主には医療機関などへの送迎をしています。宇治田原町は鉄道がなく、公共交通といえばバスのみ。町内には病院もないため、交通弱者にとっては通院もたいへんです。この移送サービスは多くの方に利用され、喜ばれてきました。が、昨年の4月から道路運送法が改定され、移送ボランティアを行う運転手は「二種免許」を持っているか、もしくは講習を受けた者に限られ、「気軽にボランティア」とはいかなくなりました。さらに、サービスを受けることができる人も、基準が厳しくなり、利用できなくなった人がたくさんおられます。おまけに無料だったものが有料に(片道 町外500円、町内250円)。
白タクまがい行為だとして、タクシー業界から圧力がかかったとか・・・。それでも、宇治田原町みたいに流しのタクシーがしょっちゅう走っているわけでもなく、病院行くのに1回3000~4000円もタクシー代払って行けとはあまりにも過酷。
私もボランティアとして登録していますが、今日は日頃あまり顔を合わせることのないボランティアが集まり、「京都府知事表彰」を受けたという報告と、意見交換、役員の改選がありました。意見交換では透析患者さんをはじめ、必要な人がサービスを受けられるよう、基準の見直しが必要ではないか、ボランティアが高齢化していることから、養成も大事、などの意見が出されました。本当に必要な人が必要なときにサービスを受けられる制度になるよう、声をあげていきます。
お年寄り(75歳以上)の医療制度が大きく変わります。
小泉内閣以来、年金課税の強化や老年者控除の廃止、国保料・介護保険料の値上げ、医療の窓口負担増と、とりわけ高齢者に冷たい政治が続いています。来年4月からの後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を他の世代と切りはなし、際限のない負担増に追い込むとともに、受けられる医療も制限するなど、その仕組みが明らかになるにつれ、住民から不安の声が上がっています。
日本共産党は制度の中止を求めていますが、12月1日、京都府の後期高齢者医療広域連合議会が開催され、保険料等が決まりました。
宇治田原町議会議員団は、11月29日、西川芳次京都府後期高齢者医療広域連合議員(宇治田原町議会から選出)に対し、申し入れを行いました。
被扶養者として健保に加入している人の場合、新たな保険料がまるまる負担増になります。また保険料を2年ごとに見直し、医療給付費の総額が増えても、後期高齢者の人口が増えても保険料は引き上げられる仕組みです。その保険料は月15,000円以上の年金受給者からは介護保険料とともに年金から天引きされます。高齢者の生計費から有無を言わさず取り立てて、生存権をおびやかすやり方です。与党・政府は「世代間の公平性確保」「高齢者に応分の負担を」と言っていますが、だれしも高齢になるほど病気になり、いくつかの病を併発することもめずらしくなく、必然的に医療費はかさみます。それを無視して負担をそろえることは、現実には不公平そのものではないでしょうか。京都府後期高齢者医療広域連合議会において、宇治田原町住民の声をふまえ、制度の撤回、抜本的見直しを求めることをはじめ、高齢者が安心して医療を受けられる制度とするために、住民の立場で意見を述べるよう申し入れました。
くわしい内容については、12月議会で明らかになります。