さらば赤き皇帝

ミハエル・シューマッハー今季限りでの引退発表
解っていたこととはいえ　改めて聞くとちょっと寂しい

個人的にシューマッハーは好きではありません
大体フェラーリにドイツ人が乗っていることに僕は違和感があります
それで狂喜しちゃうんだからイタリア人てよくわからん
でも第二次世界大戦では同盟国だからね　以外に仲が良いのかも

シューマッハーをたとえる言葉"赤き皇帝””絶対王者”
そんな言葉でたとえられる　"音速の貴公子　アイルトン・セナ”
"Ｆ１プロフェッサー　アラン・プロスト”　"皆勤賞男　リカルド・パトレーゼ”
”北欧のシルバーウルフ　キミ・ライコネン””荒法師　ナイジェル・マンセル”
個人的にはシューマッハーには"Ｆ１ターミネーター"という言葉が似合うと思う
なにせシューマッハーがＦ１史上最高勝利を挙げた理由
一つ目には"ぶれない”走りである　シューマッハーの走りは
どのコースでもある程度速い　そしてレースを通してラップにずれがない
それも最高のレベルで安定してぶれない　これが強さの要因

そしてもう一つ"勝利に対する執着心"である　
最近のシューマッハーはレース中トップでなくても
ピットストップ時に逆転することが多い　相手がタイヤ交換などで
ペースが落ちる時　その時に爆発的な速さで走り　トップに立つ
一度トップに立てば　最高のドライビングテクで抜かせない

でも時にはその"勝利への執着心”が強すぎて　予選中に
わざとコースの中に車をとめて　他のマシンの邪魔をしたりする
その大人げのなさはいただけないことも少なからずなのです

セナのように　絶対的な速さと脆さが同居するわけでもなく
プロストのように　徹底的な理詰めで勝利を奪うわけでもない
安定して速い　だから最終的に勝つ　だからターミネーターが似合う
そう思うのであります