ここはハーフプライスチケットブースとも呼ばれ
キャンセルが出たりしたチケットをほぼ半額で販売しているのだ。
ただし当日券のみ。
しかも希望の作品のチケットがあるとは限らないから、確実に観たい方にはお勧めできないが、案外いい席が取れたりする。
それにウエストエンドでは毎日２０ほどの作品が上演されているのだ。きっと何かは買えるはず。
1000円から5000円ぐらいまでで名作が堪能できちゃう！お得。
（なお、ＴＫＳは英国政府公認のショップで、周辺には他にもたくさんのディスカウントチケットショップがある。）
さて、私は「レ・ミゼラブル」のチケットをゲット、とてもとても楽しい時間を過ごした。
歌も、オーケストラの生演奏も、セットも、あかりもとても興味深かったのだが
実はアクシデント発生。それがまた興味深かったりして（笑）
クライマックス間近の悲しいシーンでね、突如幕が降りて来たのだ。
このままだと役者に当たる！
とそこに
袖からステージスタッフがすごい勢いで飛び出して来て、役者とセットを中に押し込んだ。
場内唖然。
「良くわかんないけどちょっと待ってて」的な放送が流れる。
ざわざわざわざわざわざわ
５分ぐらいして「できるからやるわ」的な放送が流れ（いや、さすがにもう少し丁寧でしたげど・笑）
客席のあかりが再び消えるとともに、やんややんやの大歓声。
そうして大盛り上がりのまま、舞台は本当の幕をおろすことができたのだった。
（しかしあんなシーンからやり直す役者も大変だわね）
いろんな意味で楽しい体験だった。
満喫！！
