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hp.

富士特集②

2005-09-29 22:34:52 | OrangeDiary
前回記事 はコチラ

あたりが暗くなってきた。
八合目まで本当につくのかどうか不安になってきた。
萩原姉妹のスピードはそれほど遅々としたものだった。
見えてきました今晩の宿、八合目「元祖室」

見えてきた「元祖室」を見上げる
瀕死の萩原姉妹

元祖室に到着。なにやら酒盛りをしているおっちゃん達がいる
ちょんまげをみて「かっこいいよ」というひとが多い
富士山で暮らすと愛国心が普通の人よりは多いからか?
とにかく俺も酒の席に混じってワッショイした。
最終的には俺のことを「との」と呼び出し始めた。
色んなものをご馳走になった。

8合目でみるTVは本当に下界の様子を眺めているようだった
8合目のカップラーメンの値段は600円でした。
来年この元祖室はリニューアルでパワーアップするらしい
その工事をやってるおっちゃん達がたくさんいたのだ
明日の朝に頂上でご来光を見ようと思ったが
3時にはここを出なくてはいけないし
真っ暗な中進まなくてはいけない
萩原姉妹は高山病と疲労で限界が来ていたので
ご来光は8合目で見ることにした。
朝五時半に起きる。異様に寒いなかご来光を拝む

そして朝八時半に出発。
はやくも萩原姉妹はハングアップ
萩原姉妹の荷物を俺が持って頂上を目指す。

何回も休み休み登る
頂上が見えてきた、二つある鳥居の奥の方
「頂上みえたよ」と励ましながら登る。
やっとこさで頂上付近に着く

ここで待ち合わせて
みんなで頂上の鳥居をまたいだ
頂上で写真を撮る

とても寒い0度くらいと聞いている
もう一枚

「天下取ったどーーー」と叫ぶ

カッコがカッコだけに
なんだか心の底から
本気でそう叫べた。
頂上で寒い中、お弁当を食べる。
高山病で限界の萩原姉妹は
早々に下山道から下山してしまった。
俺はそのまま頂上に残り「お鉢周り」という
富士山の頂上を歩いて回るGIGにでかけた
すごいっすよむき出しの岩、崖
足踏み外したら火口に落ちそうだった

標高3776.56という剣峰を目指す。
そこには測候所と呼ばれる
2004年まで台風を観測していた建物があった。

ここが日本の陸地で一番高いところだ
興奮しまくってきたぁ
頂上でもう一回叫ぶ
「天下取ったど~」

そのままお鉢周りをしていたのだけれども
天候が悪くなってきて
視界は3m先が見えない感じ
風も吹き荒れまくって立ってられなかった。
どちら側に落ちても死にそうな岩場で
突風に吹かれ体が飛ばされそうになり
一度は死を覚悟して、ビデオに遺言を残しましたが
風が収まってきたところで、四つん這いで
逃げました。
お鉢周りで帰る途中ドイツ人御一行様に剣峰を道案内をした。
なんでそんな頭をしているんだと聞かれたので
昔の人の気持ちを知りたくてといいました。
天候が悪くて視界が3メートル
下山道を下り始めたが
人っ子一人いない。怖くなってきた
走りながら下山道を下った。
ひとりで下ったので
ICレコーダーにありったけの独り言を
しゃべりながら走った。
くだりは3時間くらいで5合目についた。

コメント
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