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hp.

記憶と音楽

2005-02-19 17:08:45 | コンテキスト(文脈)
音楽は記憶だ。しかもただの記憶ではない。
いっぺんに何人もの脳裏に残る記憶だ。
higher party. 以下 「hp.」の音楽は
いままで、あまり多くの人の記憶に残らない音楽だった。
それはあまり人に聞いてもらう機会を設けていなかったからだ。
しかし、昨日の立川駅北口の路上でのことだ
現在 hp. が販売しているCD「 italian 」は
三人のメンバーの曲をごちゃ混ぜにして作ったアルバムなのだが
メンバーの直が
「人を見ていると作った曲がわかる。」
と言った後に
路上LIVEに来てくれた「かっきー」という当時23才の女の子は
メンバーの一人である杉本直が作った曲が
「スクウェアルーム」だということを見事に当てた。
実に1/3の確率で起こる出来事だが、
僕には奇跡以外のなにものでもなかった。
互いの精神がつながる記憶が「同じ曲を聞くこと」であり
多くの人の脳裏に残る曲が人々の記憶になりTVで流れる。
「TVで頻繁に流れる」とは、自然に多くの人の記憶に残る。
それはどんな悪趣味な曲でもだ。
なぜなら、日本はどこの家でもTVは付いているからだ。
外に出ないおばあちゃんでさえ世の中のことを知ることが出来る。
多分今一番世の中で流れている曲は
オレンジレンジ(ORENGE RANGE)の
「僕らはいつも以心伝心~」だね。間違いない。
しかし、おばあちゃんの耳には残らない。なぜだ?
おばあちゃんの耳にさえも残るのが名曲なのではないのか?
ソウ考えるとマツケンサンバあたりか?
チョットこれじゃ日本人恥ずかしくないのか?
ってことは日本人ていうのは恥じるのが好きなのか
そうなんだ。恥ずかしいと思うのみんな大好きだもんな。
サンボマスターのカッコ悪さをみて自分と比べるのか?
かつてBLUE HERTSに在籍していた甲本ヒロシは
「カッコ悪くたっていいよ、そんなんは問題じゃない
 君の事を笑うやつは、豆腐の角にぶつかって死んじまえ」
とダンスナンバーという曲で歌っていた。
今の甲本ヒロシはカッコイイ。
とにかく、音楽は自分の記憶の一種だ。ということがいいたい。
TVが悪いというわけではないが
TVから流れる曲はいわば垂れ流しであって
自分で選んだ12種類の内の情報で。記憶で。未来だ。
何人かのTV関係者が選んだ情報で。記憶で。未来だ。
僕は自分の未来は自分で選ぼうと思う。
僕が「小沢健二が好き」というのは自分で選んだ記憶である。
別の個人を通して伝染した記憶である。
僕は自分なりの自由で楽しい記憶を作りたい。
もっと人は自由になれるはずだ。
みんなが自由で楽しく暮らせる日がきっと来るよ。
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ヘルメスの音楽

2005-02-19 15:40:53 | コンテキスト(文脈)
『ヘルメスの音楽』
著者 浅田彰 筑摩書房

現代音楽の目録みたいな本です。
文体のテンションが高くて面白い本です。
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立川駅前という路上にでてみて

2005-02-19 15:24:57 | コンテキスト(文脈)
非常に楽しかったです。来てくれた人ありがとう。
雪降ってたので寒かったです。
立川駅にはたくさんの路上ミュージシャンがいました。
みんな楽しそうでした。


撮影者
hp. 直
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