悪性の脳腫瘍 の恐怖
次女のフリーライタ―・脚本家の次女・品川実花が
悪性の脳腫瘍・神経膠腫(グリオーマ) 罹患。
早期発見も難しいし、発症が確認されてもステージ度数も表せず
世界的にも生存率はゼロに近い。手術は不可能。
残されているのは、効果の是非も確実ではないが「延命処置」
著作の編集にも協力し、日頃から仲の良い弟の品川祐に連絡。
その日の仕事帰りに来院、時間外でしたが無理にお願いし
担当医師から実花の画像を見せてもらい説明を受けました
祐はドクタ―にお願いし、当時、神の手と評判の医師に
診断を仰ぐことの了承を得てCDに収めた画像をアメリカ在住の
医師に送りました。
私は長女と長男にも連絡。当時長女は20年暮らしたNYから
3人の子どもを連れ、姑の介護のため大阪に帰国。
長男はLAでCM会社を経営。妻と二人の子どもと17年
暮らしていました。
実花は祐の著作の編集者として協力もしたり姉や兄とも
頻繁に連絡し、NYやLAにいったりしていました。
私の知らせに2人もまた、信じられない事態に慟哭しました。
しかし、彼らは即動き始めました。
普段はクールな家族が一致団結。
実花快復の軌跡を念じ動きだしたのです。
実花は、常々お母さんと五郎さんの面倒は私が見るわ!と
豪語してくれていたのですが、反対に私が彼女を介護する
ことになるとは、、、
