土壇場Beauty

観劇、ライブ、読書の感想などをつれづれに。

ロックンロール@森ノ宮ピロティホール 9/5

2010-09-06 22:40:41 | 観劇
市村さん演じる壮年の大学教授(ノンケ)が武田くん演じるゲイの大学生に誘惑される話と思ってwktkしながら観に行ったら、共産主義やら資本主義やらプラハの春やらコミューンやらヒッピーやらがでてくる超硬派なお話だった( ゜Д゜)
私はなにを勘違いしたんだろう・・・

あ、チラシに夜半に留学生のヤンが教授の家を訪ねたとかあったからか!こっから妄想ふくらんだのか?

恥ずかしながら、物語の背景となってる歴史に関して全くといっていいほど知識がなく、
ピンクフロイドとかシドバレットとかも名前しか知らないので、物語についてくの大変だった。
最後の方もたぶん感動シーンなんだけど、なんか和解してるっぽいなあ…てかんじだった。

天気の話と同列に思想や政治の話をするっていうのが遠い世界だ。ダメすぎるな、私。
理想と現実の乖離を苦々しく思ってるマックスは、頑固親父で上から目線でいやなタイプなんだけど、
彼の抱えてる葛藤もわかるから、責められないし、みてて切ない。

ヤンの方は、もうちょっと自分の思ってることをプレビューしようよって思った。
なんか説明下手で、もとの楽観的な部分もあいまって、こいつ大丈夫かって硬派な活動してる友人にあきれられても仕方ないなあと…目指してるものは一緒でアプローチの仕方が違うだけだって、最後にはわかるんだけど、それはたまたまラッキーなことだったんだよ…

市村さん、秋山さんの演義がすばらしかった。
黒谷さんがなあ、なまじ共演者が芸達者な人たちばっかだったから、ワル目立ちしてしまった。
月船さんと役チェンジすればよかったのに。宝塚の人はいるだけで目を惹かれるなあ。

山内さんが独特の雰囲気でおもしろかった。
役にはまってるんだけど、なんだろう、阿部サダヲさんとこの人は存在がおもしろいなあ

武田くんはどうなんだろ?ヤンって人がよくわからない人だったから、不思議ちゃん同志で役にあってたのかなあ?

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