最初に脱線。
今回最終回の続編ではなくって、本編の途中の話だったのは、商業的理由からじゃなくってスタッフの作品と原作者に対するリスペクトだった。詳細は特典でもらった11.5巻を参照のこと。
作品のファンとしてはスタッフも熱意と思い入れをもって作ってくれてるのはうれしいけどやっぱせっかく映画なら続編みたかったなあ。
無尽蔵につくれてしまうのは、続編だろうが本編途中話だろうがかわんないし。
で、感想。
映画は話がまとまってて盛り上がるとこは盛り上がって、ちょっと謎解きがあって葛藤があって、2時間できれいにおさまっててよかった。脚本が真保裕一さんだから期待通りだった。
ただ、ウィンリィの登場がちょっとムリやりっぽかったのが残念。好きなキャラだから違和感ない役割で登場してほしかった。
大佐も現地まででばらなくってもよかったような気がするけど、エドの常日頃の言動から大佐に後始末丸投げしたらよきに計らってくれるって思ってるのみてとれるし。(素直じゃないけど信頼してる裏返し)
予告PRの段階から、「お母さんのお墓を掘り返して死者はよみがえらせることはできないって知ったあとだ」って念押ししてたのは、この結末のためだったのねと納得。
たしかにタイミング重要。うまいことおしこめたよなあと感心した。
作画がいまいちにみえたのは映画館のスペックのせいだと思いたい。