自分で選ぶ事、あきらめないこと、生き残る事。
テレビシリーズでは、人間たちがその問いを常に発し、答えを探しながら闘う様子が描かれていた。
映画では常に進化する存在フェストゥムに自分で選ぶこと対話とはなにかを総士が突きつけた。
観てる間はものすごい盛り上がったんだけど、終わってゆっくり考えると、
新国連の問題もフェストゥムの脅威も去ったわけではないんよね。
逆に全部壊れてこれから再生しますでもない。
ただ新しい可能性が生まれた。これからも対話と共存の道を探って行くっていう。
共存までの道行きの長さに絶望しないのは、帰る場所がある確かさ故で、
竜宮島を作って独自の道を行きだしたALVISの人たちの思いが引き継がれて行く様もすばらしい。
と、まじめなことをいってみたが、実は、真壁(おとん)の余命宣告とか、
後ろから抱きしめてんじゃないよ、総士とか、合間合間にいろいろ萌えてたw
映画版のヒロインはおとんだったかwww
ファフナーって見えてない部分の設定も多分ちゃんとされてるから
物語に奥行きがでておもしろいんだろうなあと感じる。
いろいろ詰込んでるのに消化不良感がないのがすごい。
いろいろわからないこともあったりするんだけど、スルーしても楽しめるし。
いい作品にであえてよかった。ON AIR時にリアルタイムでみなかったことがくやまれるよ