かもめ食堂です。
Story
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東京から10時間、日本から最も近いヨーロッパの国、フィンランド。
そんな何だか遠くて近い国でひそかに誕生した映画「かもめ食堂」。
フィンランドの首都ヘルシンキは青い空にのんびりとかもめが空を
飛び交い、ヨーロッパ各地からの客船が行き交う美しい港町です。
その街角に、日本人女性サチエ(小林聡美)が経営する「かもめ食堂」は
小さいながらも健気に開店しました。
そんなかもめ食堂を舞台にそれぞれの登場人物の、丈夫だけれどちょっと
やるせない、日常的なようでそうでない、不思議な物語が始まります。
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と、いった内容なのですが、これを見てもきっとどういう話なのかは
想像がつかないことと思います。
そう、この映画は特に大きな出来事があってどうこうというワケではないのです。
激しくぶつかり合う感情もなければ、印象にのこる音楽もない。
ただ、センスのいい北欧雑貨の中で静かにそれぞれの心に動きがあって、
それをかもめの鳴き声、木々のざわめき、カツを揚げるときのパチパチという音、
トントンと軽快な包丁の音、それに焼きたてのシナモンロールの匂いとともに
静かに見守るような映画です。
全部家事を終えてほっと一息コーヒーを飲んだときのような
なんともいえないリラックスした優しい気分にさせてくれる映画なのです。
そして、この映画を見たならきっと誰もが同じことを思うはず...
あ~焼きたてのシナモンロールを食べたい!!
もちろん私も例外なく!速攻つくってみましたよ^^
映画と同じく耳たぶ形です。シナモンロールということになっていますが、
正式にはプッラというフィンランドのお菓子。
シナモンロールとの違いは、生地にカルダモンが練りこまれるところでしょうか。
って生意気にこ馴れた言い方をしてますが、実は初めてつくりました。
レシピが完璧だったのでしょうね。その通りに作ったらとっても美味しくできあがりました。
参考にしたレシピはこちら korvapuustit
映画を見たらきっと作りたくなると思うのでぜひ挑戦してみてね