サスティナブルな食育

~ていねいに暮らす ていねいに生きる~

手探り自然農⑤

2020-07-19 | 自然農

2020年4~5月

●植物活性液や殺虫剤を手作り

福田俊さんは貸農園の狭いスペースで多品目を密に育てて成果を出している方で、いろいろ参考にしました。

コロナウィルスの流行で3月から休校になった子供たちと毎朝近所をウォーキングするのが習慣に。

その道端でヨモギを見つけて摘み取り、福田さんの本に載っていた「ヨモギ発酵液」をつくって、

いわゆる市販の植物活性液のように噴霧したり水やりに混ぜて使いました。

もちろんヨモギ団子も♪

他にはアブラムシ等の虫対策として、ペッパーストチュー(酢、焼酎、木酢液、唐辛子)というものも用意しておきました。

 

ウォーキングがてら子ども達と畑に寄ることも。手入れの間、男子二人は穴掘りに精を出したり(笑)

なかなか非日常なゆったり時間に畑という場所が本当にありがたかった・・・

仕事も減ってまるで老後のような春でした。

几帳面に作る長男、さっさと雑に仕上げる次男(笑)

 

●育苗

竹内さんのかぼちゃの種(甘栗・バターナッツ)、枝豆の発芽。

コロナウィルス流行で不安な中、この子達の成長にどれだけ元気づけられたことか・・・

「えらいね、すごいね、ありがとう」と話しかけてしまう。

 

かぼちゃ、大玉すいか、サツマイモの苗。

せっかく発芽してくれたカボチャ。植える場所が足りない・・・

庭の通路の一部の石をどけて開墾。ネットでツルをはわせて省スペースでいくことに。

スイカ、枝豆も一緒に。予定通りにはいかない。

バターナッツはプランターに。

 

 

●夏野菜の苗

定植するのはGW頃でよいのですが、コロナの影響で流通が滞り苗の入手しづらくなるかもしれない・・・と思い、苗が出始めた4月初旬に購入しちゃいました。

なので1か月程は外に出したり部屋に入れたり、水やりしたりと世話が必要だったのですが、愛着も増していき・・・畑の予定地には鞍つきとして発酵腐葉土を埋めておき定植を待ちました。

ミニトマトは雨があたりすぎないようプランターに植えてベランダに置くことに。

出始めでまだ種類が少なかったのでトマト、ピーマンは実生苗(接ぎ木ではない苗)を2本ずつ、

ナスときゅうりは育ちの違いを見るために実生苗と接ぎ木苗を1本ずつ購入しました。

早めに購入して素人が定植まで育てたせいか、育ちはゆっくりで気になりましたが、GW前後に前日からストチュー水(酢、リカー、木酢液を同量ずつの原液を300倍希釈)に苗を浸け、翌日に定植していきました。

ネギと一緒に植えるといいらしいので、きゅうり、なす、すいか、かぼちゃは

小ねぎを一緒に植えました。

きゅうりゾーンには育苗した枝豆を植え、もらったトウモロコシの種をまきました。

ナスゾーンには育苗した枝豆、バジルを植えました。

ナスと相性のいいらしい落花生はポットでなかなか芽が出ず1回目は失敗。

2回目に発芽して植えられました。葉が開く過程も感動でした。

苗を植えたばかりはまだ弱いので1か月くらい風よけしました。

少し大きくなってきたので風よけをとって支柱立て。

 

 

●スナップえんどう

春先は成長が早まり、4~5月で約280本収穫★(もらった4本の苗)

とってもおいしかったなぁ~♪

種取りまでしたかったのですが・・・5月後半、数日ぶりに行ったら全体がうどんこ病(多分)になっていたので、諦めて片づけました。スナップちゃん、ありがとう!

 

●大根

冬からちょびちょび成長の大根。小さめですが種からここまでくるだけで「すごい」と感慨深い。

このゾーンは肥料的なものはまかずに寒い時期にどのくらい育つのか試して参考になりました。

赤大根の方がトウ立ちが早く、根はあまり育ちませんでした。

白大根は1本だけ種取り用に植えておいたら・・・かなり大きくなり抜くのが大変でした。

サヤはできてきましたが、まだ熟すまでに時間がかかりそうだったので、サツマイモを植える6月前半に土嚢袋に入れて庭に移動しました。1度抜いた大根で種がとれるか・・・実験です。

 

●ジャガイモ

2月後半に植えたジャガイモ、4月前半に少しずつ発芽して大きくなってきました。

発芽しなくてできたスペースには育苗したきゅうり2本を混植。

どうも葉が食べられている苗があると思ったら・・・ガの幼虫がいました。

光合成がうまくできなかったようで、早めに枯れました。

近所の農家さんのジャガイモ畑の苗はあまり背丈は伸びずに花がたくさん咲いているのに、

うちのは花はほとんど咲かずに苗の背丈がひょろーんと長くなっていきました。徒長?

 

 

●ブロッコリー&キャベツ&レタス

4月から防虫ネット内にハエが発生。わざわざ中でハエを飼っているみたいに・・・ネットを外してバサバサして外にだしたり、手作りの殺虫剤(ペッパーストチュー)をスプレーしたり。でも数日後に見ると毎回ハエが。知人に聞いたところ土がうまく発酵してないのかなぁ・・・とのこと。葉が虫食いされてるわけではないのですが・・・原因がよくわからず少々気になりました。

しかも、1本のキャベツ苗以外は徐々に紫色になり、成長速度も落ちていきました。知人に聞いたところ、寒いからではないか、とのこと。ネットで調べると日にあたるとアントシアニンが出て紫色になるとか、ストレスが大きいとそうなるとか。今年は桜が早めに咲いたものの、4月に雪が降った日も。そういえばビニルマルチも草マルチもしてなかった!慌てて草マルチをして「ごめんよ~がんばれ~」と見守ってみましたが、残念ながら復活せず。1本のキャベツはよくぞ成長してくれました。収穫のタイミングを迷って割れてしまいましたが(;'∀')

3~4月も寒さ対策気をつけねば~!いい勉強になりました。

レタスはきれいに育ってくれました。

 

●里芋&生姜

芽出ししようと容器に腐葉土と共に入れていた里芋、生姜の種。

大雨の日に容器に入れた里芋は水びたし。結局すぐに目の届く庭に移動。いくら水多めが好きといってもまずいかな・・・と思って引き揚げて一度乾燥させて土中に戻してみました。

どうもなかなか発芽しません。4月末、やっと一部の里芋は小さく発芽。生姜は白いカビが生えたり、ぶにゅっと柔らかくなって腐ってきたかんじ・・・すぐによけておきました。

ネットで調べてみると、光合成するわけではないので日にあてる必要はなく、温度を上げることが必要とあったので、ビニル内に土と共に入れて日当たりのいい場所におきました。

里芋の方が発芽率はよかったですが、やっとな感じ。

生姜はほんの少し出てきたかな?というものを選んでGWに植えました。

両方共に庭と畑に逆さ植えにして、5月末に小さな芽が出始めました。 

 

●アスパラ菜とカブ

 

 

●庭のプランター

ローズマリーとパセリ キッチンからすぐ手が届く場所にあるとやはり便利♪

スイスチャード

 

ホームセンターでほしくなって予定外で苗を買ったり、種をもらったりで畑と庭で30種になりました!

 

●えんちゃん農場の人参

月1回お手伝いに行っていろいろ教えてもらっている有機栽培のえんちゃん農場。

冬まき人参の発芽はなかなかうまくいかず、諦めて別のものをまいて発芽してから忘れた頃に少し発芽したりしました。意外と難しいとわかると余計にプロはすごいな~と思いますね。

自分で収穫して購入できる贅沢。しかも人参の葉ってなかなかスーパーでは入手できないですよね。

人参の葉が手に入ると定番のかき揚げと・・・お気に入りがジェノベーゼソースです★

春からは作業も増えてきますね。

自粛生活の中でたくさん生きる力をもらっています。