露地栽培している三島市のクレソン畑。12月上旬はクレソンの葉がみずみずしい緑色をしていたが、先日行ってみると黒紫色に変わっていた。寒さにあたり、クレソンが天然の色素「アントシアン」を分泌したためだ。植物本来の生理現象であり、黒紫色になった葉は傷んでいるわけではない。
〜アントシアン - 光合成事典〜
アントシアンは古い名称で,花青素ともいい,植物色素のなかで花,葉,茎や果実の赤,青,紫,黒紫色などの青色系の色を呈するもとになる一群の色素の総称である.
また、不織布がクレソン畑の一部に掛けられていた。凍霜防止が目的と思われる。