自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

ワレモコウとベニバナボロギク

2018年08月17日 | 花・風景・紅葉
ワレモコウの花の名は、その儚げなさまから「われもこうありたい」と付けられたとも言われているようです。決して華やかとはいえない花ですが、それでいて野に咲くと存在感がありますね。また、「吾も亦 (また) 紅い」「吾も恋う」という意味もあるのだそうです。ボロギクは、花後の白い花のように見える綿毛をぼろ(襤褸)に見立てたのが名前の由来だということです。うつむいて、ほんのちょっぴり紅をさした奥ゆかしさが、襤褸をボロとも思えなくしているのかもしれません。花言葉は「大切なのは外見より中身」。この花にぴったりですね。

ワレモコウ
この花に蜜などあるのだろうかと思いたくなりますが、トックリバチが頻繁にやってくるところを見ると、美味しい蜜を蓄えているのかもしれません。この花もボロギクと同じように外見より中身で勝負なのかも・・・。


















ベニバナボロギク






ノウゼンカズラ