★参考★
原画サイズ:19cm×24cm
水彩紙(ランプライト)使用
透明水彩絵の具(ホルべイン)で着色
アクリル絵の具(ホワイト)少量
イリデッセントメディウム(パール入り水彩用メディウム)適量
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4月17日は、私達の俳優イ・ジュンギさんの誕生日ですね

ジュンギさん、誕生日おめでとうございます

あなたと同じ時代に生まれて、そしてあなたという素晴らしい人を知り、こうして同じ時を過ごす事が出来ている事に感謝します。
生まれてきてくれてありがとう

あなたがいつも健康で幸せでいてくれますよう、そして私達もみんな、穏やかな気持ちで日々を過ごせますように・・・
この水彩画「祈り」

実は、昨年仕上げるつもりで下絵までは完成させていました。
それがこちら
↓
祈り(鉛筆下絵)

ここまで仕上げてすぐにでも色塗りに入れる状態ではあったのですが、なぜかこの絵は中途半端な気持ちで仕上げてはいけないような気がしていて・・・
自分の思うような絵にする為には、昨年の時点ではまだまだ自分の画力はとても納得いくものではなく、彩色して仕上げるのを正直躊躇していました。
そしてあれから一年経ち、多少なりとも自分なりに絵の勉強も少しは進み、ようやくこれを仕上げられる時が来たのかも?と思ったのです。
果たして本当に自分の絵は少しでも進歩しているのか?そこのところは自信なんてこれっぽっちもありませんが、とにかく今の自分の持てる力を精一杯注ぎこんで完成させました。
この絵を見て皆さんがどのように思ってくださるのか・・・
皆さんそれぞれの「何か」を少しでも感じていただけたら嬉しいです

では、制作途中の画像もご紹介させていただこうと思います。
祈りー1


まずは軽く全体に色をのせてイメージを掴みます。
今回は「光」の当たる方向、位置などを特に意識して仕上げる事を自分の中での課題としていました。
祈りー2


肌の色、服、髪など全体に色をのせていきつつ、陰影も意識して描き込んでいきます。
今回は「髪」の塗り方をいつもとは少し違う感じで、濃い部分を先に思い切って描き入れてから、あまり塗り込みすぎないように気をつけて描いた・・・つもりです。
祈りー3

さらに細かい部分を描き込んでいきましょう。
今回私が一番気を遣った・・・自分の中での一つの挑戦・・・と言うのかな。
それはジュンギさんの顔の陰影です。
まぶたの影から目の下の陰影、そして頬のふくらみ、キュッとしまった口角の陰影。
これは実は私がとっても苦手としている難しい部分でもあり、これを一歩間違うとお疲れ~な老け顔になってしまう危険な箇所でもあると思うのです。
もうね~、水彩絵の具は水と共に生きている生物のようで、なかなか自分の思ったように色が上手くのってくれないんですよ

影になる濃い色をのせては「あ、これは違う!」と水で吸い取り、また塗ってみては「やっぱ変だ!やり直し!」と描き直して・・・
このお顔部分の陰影を完成させるだけでも、一体どれだけ描き直ししたことやら

顔の部分だけ紙がぶよぶよに使い物にならなくなったらどうしよう


今回はアルシュ紙ではなく「ランプライト」という初めて試す水彩紙だったのでいつもと勝手が違うというか、描き直しにどれだけ耐えられる紙なのかよく分からなかったので、余計に不安でもありました。
祈り(完成)

そんなこんなで、何とか完成です

背景もさらにもう一度塗り重ねて深みを出し、パールを少し散りばめて光が降り注ぐようなイメージで仕上げてみました

そして本当に最後の仕上げです。
額装してみましょう。
いずれは色を塗るつもりで、完成していた「祈り」の下絵にマット紙のサイズも合わせてカットしていただき、絵の出来上がりイメージを頭の中に描きつつ、それに合う色の額を選んで購入してあったこの額。
つまり色塗りする随分前から買ってあったものです。
そうして、出来上がった「祈り」をドキドキしながらこの額にはめてみたら・・・
祈り(額装)

自分でも、あまりに絵の雰囲気と、この深いグリーンとゴールドの額がピッタリ合い過ぎてビックリ(笑)
この絵はやはり、この額にはめて初めて完成と言えるのですね。
では、最後にさんざん苦労して陰影を描いたお顔のアップもどうぞ

顔アップ

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