≪参考≫
原画サイズ:30cm×20センチ(A4サイズ)
ケント紙使用
色鉛筆(トンボ・色辞典)で着彩

「麗~花萌ゆる8人の皇子たち」8話より~
ワンソの一番の恥部であり心の傷でもある部分(顔の傷)に触れる事をヘスに許した瞬間。。。
この時ワンソは「好きにしろ。オレはお前のものだ・・」と言いながら心も身体も、自分の全てをヘスにゆだねたのだと感じます。
そして二人の顔が近づきふと目が合う瞬間



少し戸惑いながらも内心ドキドキ~

そんなまだ少しぎこちない二人の空気感が良いですよね~

そのシーンの動画をお借りしましたのでどうぞ

↓
ヘスの様子をチラッと見ながら・・今にもキスしちゃうぞくらいに接近する時のワンソの目がぁ~!
あ~~もう!このちょっとずるい顔、表情!たまりません(笑)

こんなことが許されるのはイケメン限定でしょうけどね(笑)
このシーンはワンソがヘスに「オレはお前を逃さない。そのつもりで覚悟をしておけ」と言い、お前を必ず自分のものにするというヘスへ向かうワンソの心情を表現する重要な部分でもあります。
なのに!!
こんなに重要なシーンなのに!!!
なぜかKntvで放送されたインターナショナル版ではこの大事大事なシーンがバッサリカットされていてビックリ!!!ですよ

Kntvでこの主役をバカにしたいくらなんでも酷過ぎる編集の8話が放送された後はさすがに腹が立ちましたわ!

まさにこんな感じ(笑)
これがよほど視聴者の反感をかった・・のかどうかは分かりませんが、Kntvで8話が放送された後すぐに、インターナショナル版とは違う放送内容の韓国放送版をKNTVで12月から放送しますというお知らせがあったので、まあこれはこれで一件落着という感じでしょうか

それにしても、韓国版と中国版、そしてインターナショナル版と、主役のワンソとヘスの重要なシーンばかりがカットしてあるへんてこりんな納得いかない編集、どうでもいいようなシーンばかりがプラスされている腹の立つ編集と、どうしてこう色々なんでしょうかね~

全くもって不思議でしょうがない・・・

こうなったらぜひともノーカット版、監督版のブルーレイ、DVD発売を実現させて欲しいと切に願います。
はい、では気分を変えて♪
今回もイラストの制作過程を少しご紹介させていただきたいと思います。
今回のイラストは小説の挿絵を描くようなつもりで、優しくふんわりと、どこかノスタルジックな雰囲気が醸し出せたらいいなと思いながら仕上げました

1・まずは鉛筆で下描き。
鉛筆1

これね、A4のケント紙を横向きにして使っているのでお顔がかなり小さいのですよ

なので顔のパーツもかなり小さく描かなくてはいけなくて、なかなかこの表情をとらえるのに苦労しました~

今回のイラストで使った色鉛筆はこちら。
トンボの「色辞典」という色鉛筆です。
90色セットになっていて、日本古来の色の名前がそれぞれにつけられていて非常に優しい色が揃っています。
色辞典

2・鉛筆下絵が完成♪

3・色鉛筆で着彩することを念頭におきながら、仕上がった時に輪郭線が目立ち過ぎないようにペンの色を選択してペン入れします。

4・ワンソの着物には主張しすぎない程度に模様を入れて、他の部分も軽くペンで陰影をつけておきます。

5・まずは主役のワンソ、そしてヘスから色を塗っていきます。
カラー1

6・全体の色味のバランスを見ながら背景もどんどん塗っていき、最後に微調整したら完成です♪
今回は部屋の丸い形の仕切りというか柱?をイメージして、絵全体の輪郭を円形にしてみました。
カラー2(完成)

パーツが細かすぎてあまり描き込みは出来ていませんが、お顔部分のアップも良かったらどうぞ


実は今回のイラストを仕上げる際に、私が頭の中でお手本としてイメージした作品があります。
それがこちら、私が勝手に心の師匠と思い敬愛している女流画家、上村松園先生の作品「楊貴妃」です。

偉大な巨匠の作品と並べてしまうのは大変おこがましいのですが・・・
松園先生の描かれるスッとした気品溢れる美女たちはまさに私が目指す理想形です。。。
ところで、今回の絵で今までの私のイラストと一番違う点は、室内を表す背景もキチンと描ききろうと思った事です。
絵の主役である人物が背景に自然に溶け込むように、背景が主張しすぎないように違和感なくちゃんと描くこと。
それでいて絵の主役(ワンソ皇子)がきちんと主張するように気を付ける。
これを目標にしていました。
もちろん人物がキチンと描けていることが大前提ですけどね😉
そのため通常よりは少し完成までに時間がかってしまいましたが、「一枚の絵」としての完成度を高く出来るように頑張ったつもりです🎵
作品として一番バランスよく見えるように、背景の窓の位置やカーテンのような布もモデルにした写真とは微妙に変えてあります。
そして、何気に障子のような窓の格子模様を描くのが、実は一番大変だったかもです(笑)😁
今後も人物と背景、そしてそこにプラスアルファで自分の画風というか個性を感じていただけるような絵が描けるように精進していきたいと思っています

がんばろ!!
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