上海から南へ新幹線3時間の街のプロジェクトで、
内装監理の顧問業務に従事している。
そして、つい2017年4月末に開業したばかり。
アジアにおける建築や内装関係における日本の価値に関して、
デザインセンスが価値としては認められることは非常に限られ、
それよりも監理の仕事こそ、日本の仕事の価値が認められるのではと思っている。
日本人の持つデザインセンス、価値観は非常に稀有で、クリエイティブである。
ただし、それは受け手が理解してこそ、本当の価値を持つ。
そういう意味で中国で日本人が活躍する場は非常に限られる。
特に内陸の、まだ発展中の地域においては正直理解されないことも多いと思う。
ただし、内装や建築の監理面においてはそのノウハウは有効だ。
中国は欧米同様縦割り社会で横のつながりが弱い。
そしてさらに良くないことに、商業施設開発経験者が少ない。
欧米においては「プロジェクトマネージメント」自体が職業になっており、
縦割りをつなぎ、情報共有をスムーズにしてプロジェクトを成功に導くことが業種になっている。
中国ではその業務をデベロッパー内部で行うことになるのだが、
結果的にめちゃくちゃなことが多い。経験者が限られているのだ。
そんな中国において、内装面に関する監理業務に関しては、
日本の内装業界が培ってきた「内装監理」業務が非常に有効となる。
これは日本が誇る世界へアピールできる「商品」だ、と心から思う。
そんな業務の一環として今回仕事を受注し、無事竣工・開業できたわけだが、
これを本格的に組織化、仕組み化することができれば、
中国で一儲けできるだろうなと強く感じている。
まだまだ道半ばであるが。
I.Takashi