どこかに書かずにいられなかった。。

人が死ぬ映画を立て続けに見た。
「24」みたいなスピード感のあるドンパチアクションではない、
歴史ものとパニック(？)もの。

その中で忘れられない台詞に出合った。

捕まり拷問にあい、もう死を免れない夫に、
助けることさえできない妻がつぶやいた言葉

「愛する人を早く天国へ」

衝撃的だった。
価値観をひん曲げられた感じがした。
究極だと思った。

愛する人が苦しんで嬲り殺されようとするなかで、せめてもの死を祈った。
流れを追えば、自然に出てきても頷ける言葉だけれど。

それでも愛する人の死を願うことの違和感をぬぐいきれずにいる。

それだけ死が非日常化しているということなんだろうけど。

私の知らない「愛」の形はまだまだあるんだなと思った。


ただ、この一生でそんな場面には夢にも遭遇したくないよ。
どうぞ平和でありますように。