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竹内まりやのセルフカバーで再注目!27年前の名曲、中森明菜「ミック・ジャガーに微笑みを」

2013-11-22 19:22:59 | 80'sアイドル
 今回は、1986年12月24日リリース、中森明菜のアルバム「クリムゾン」の一番最後に収録されている「ミック・ジャガーに微笑みを」という曲をご紹介します。

 この「クリムゾン」は、当時いろんな意味で話題となったアルバム「不思議」から4カ月という短いインターバルでリリースされました。

 当時の中森明菜といえば、86年のはじめにシングル「DESIRE」を大ヒットさせ、「日本レコード大賞」も2年連続で受賞するなど、歌手として最高の波に乗っていた時期でした。85年頃から、アルバムではシングルとはまた違ったサウンドアプローチで新たな魅力を開花させていきました。

 このアルバムでは、当時「恋におちて」で大ヒットを飛ばした小林明子と竹内まりやを起用し、全10曲それぞれ5曲ずつ楽曲提供してもらっています。

 その中で、竹内まりやが楽曲提供した「ミック・ジャガーに微笑みを」という曲なんですが、このアルバムは全体的にクールな大人の女性像がイメージされ、落ち着いたミディアム&スローテンポの楽曲が占める中、ロックなんですよ!

 それも、サウンドエフェクト処理が施されていて、アパートの一室(実際に収録されたのが明菜本人の部屋だったそうです。)で、明菜がタイプライター(!)を打ち、ラジカセにカセットテープをセットし、自分の歌をBGMに、ちょっと休憩しながら紅茶を啜り、自分の歌に合わせ鼻歌を歌い、そこにこの曲が流れてきて、サビの歌詞♪ラジカセのボリューム~WOWWOW最高~に上~げて♪のところで、音楽もボリュームアップして・・・という流れで、この86年という時代に、このSE処理は圧巻としか言いようがないです。

 そんな隠れた名曲とも言える、この「ミック・ジャガーに微笑みを」。あれから27年の歳月が流れた2013年冬。来月4日にリリースされる、竹内まりやのデビュー35周年記念企画アルバム「Mariya’s Songbook」の初回盤にて、セルフカバーバージョンが収録されるそうなんです!どんな仕上がりになっているのか、今からものすごく楽しみです!早く、明菜バージョンと聴き比べてみたいです。

 今回のまりやアルバムによって、明菜の「ミック・ジャガーに微笑みを」に再びスポットが当たり、再評価されてほしいなあと思ってます。もしまだ聴いた事がない方は、ぜひ一度明菜バージョンを聞いてみて欲しいなと思います!8年代に、アルバム曲でこんなスゴ技をやってのけるアイドル・シンガーは、間違いなく中森明菜ただ1人だったと思い知らされるはずです。


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2 コメント

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Unknown (コウ)
2014-01-24 00:12:29
TKさん、こんばんは^^

このアルバム買いました~
もちろん、初回盤です。
僕は、明菜さんの80年代後期のLPでは「クリムゾン」が一番好きなので、「ミックジャガー・・・」ももちろん憶えています。ほんと特殊録音でしたよね。今回記事を読ませていただき、録音の経緯を初めて知る事が出来ました!
しかし、収録されていた、まりやさんのデモ音源4曲どれも、完成度がデモの段階でも、すごく高かいですよねー。

歌詞カードに提供リストが付いていたのも資料性があり、良かったです。今更ながら、けっこう泣ける歌も多く作られていた事にも気づきました・・・
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Unknown (yaya)
2014-02-05 19:27:39
この曲、「AKINA」という4枚組ベストにはSE抜きのヴァージョンできるんですよ、機会があれば是非チェックしてみて下さい(youtubeなどには、なかなか挙がらないんですよね)。
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