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『米国:初の女性大統領の夢は消えたか?』

2008-06-12 20:53:27 | 政治と社会

H・クリントン元候補オバマ候補を支持すると表明した。 (動画)でもご覧下さい。

 


 米国大統領民主党候補選は意外にもつれ、米国民は初の女性大統領か初の黒人大統領か支持をほぼ二分した。

 

 やや古いタイプだが初の女性大統領という魅力が勝つか、若くて、多くの点で新風をもたらした黒人候補オバマか勝つか支持は二分したが、やや優勢の若きオバマ氏が多数になり、勝利した。

 

 米国民の夢である初の女性大統領は消えたかに見える。

 

  米国民主党は女性大統領か黒人大統領かの徹底的な戦いで全国をキャンペーンして多くの人々を熱気の渦に巻き込んで行った。

 

  筆者は初の女性大統領を期待したが、オバマ候補は雄弁でネットも大いに活用して若い人々を中心に人気の旋風を巻き起こして、資金力でもH・クリントンを上回り、長期戦でついに粘り勝った。

 

 H・クリントンはクリントン元大統領の夫人というのがマイナス要因になり、新味を欠いたのが敗因だろう。

 

 本選で、初の黒人大統領の夢は実現の可能性が高い。長期の激烈な戦いで、選挙民は熱気の渦に巻き込まれて、より多数の国民が民主党に傾いている。

 

 副大統領候補の一人に元大統領候補のH・クリントンが上っている。 オバマ大統領候補がH・クリントンを副大統領に選べば、本選で大勝利になるだろうと筆者には思える。

 

 将来、道半ばに、万一、オバマ大統領が病気か何かで倒れると、初の女性大統領が実現することになる。

 

 米国民の夢:二つの初が実現する。

 

 こういう単純な夢を実現させるのが大統領の仕事ではない。

 

 可能性としての初の女性大統領(つまり副大統領)は考慮に入れないで、世界平和への貢献、経済の建て直し、国民福祉の再生ほか山積する問題に充分に対処できる副大候補に絞って、提示して欲しい。

 

 

               (敬称略・失礼の段ご容赦下さい)



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