カール・ポパー 香港へ逃避した賢明なソロスの師匠筋の哲学者

Der Philosoph Karl Popper


『反証されえない理論は科学的ではない、

　というのがポパーの考えである』だそうだ。

新自由主義経済学者といわれるハイエクと友達だった。

リーマンショックの大分前に

香港へ逃避した賢明なソロスの師匠筋。

　『「物事は一定の法則にしたがって歴史的に発展してゆく」とする歴史法則主義あるいは社会進化論を批判した。また、弁証法を基軸とするヘーゲルやマルクスやフランクフルト学派などの思想も批判した。1958年にスイスの海外研究所で行った講演『西洋は何を信じるか』において彼は、「赤でも無く、死でもなく」と言って、断固、ソビエト連邦の政治体制を拒否し、これに反対してゆくことを訴えた。』（出典: ウィキペディア）

マルクスの無謬性論理こそ

危ういと批判した人だ。

しかし当のマルクスは実は

ロシアには私に理論は当て嵌まらないと

ヴェーラ・ザスーリッチへの手紙に書き、

Das Kapital（資本論）は根本的に書き直すべきだ

と言い遺して、この世を去ったのだ。