7月後半は観劇が続く。
その第2弾は劇団S.W.A.T! の『壬生大激戦』(みぶ・だいはーど)。
原案 早見淳平 作・演出 四大海。
むかし劇団メタルトラップが演じたお芝居を、劇団S.W.A.T! 向けに描き直したものだ。
タイトルからわかるとおり新撰組ものである。
新撰組の屯所を長州の浪人が襲撃。人質を取って立てこもる。しかし、屯所に中にはおちこぼれ(?)隊士が二人隠れていた。人質を救出しようとするタキシタと、さっさと逃げようとするシミズ。浪人達の探索をかわす様は、往年のドリフのコントみたいにも感じた。
また、襲撃した長州浪人達(コードネームは、ハチ・カニ・クリ・サル・ウス・バフン)にもさまざまに過去があり、事情があり、可笑しくも濃い人間模様が演じられる。
コメディなのか、歴史物なのか。細かい笑いどころがたくさんあり、愛と勇気の熱い芝居ありの2時間だった。
2002年 『君の青空』『ARE YOU PRINCESS?』
2003年 『アカツキ7』 『第九八独立普通科連隊 西へ』
2004年 『ARE YOU PRINCESS? FULL THROTTLE』『THE GREAT QUIZ SHOW 2004』
『突撃! 第九八独立普通科連隊』
2005年 『SANADA XI』『伝説の若大将』『Speak of the Devil』
と、劇団S.W.A.T!のお芝居を観てきたけれど、今回はずいぶん雰囲気が違うと感じた。いままでわたしが見てきたS.W.A.T! は、椅子と机、簡単な書き割り、鉄パイプで組んだ足場といった簡素な装置の中で、『SANADA XI』の時は円形劇場で舞台装置何にも無しのところで、人の動きと台詞で物語世界を創出していたのに。今回は舞台装置がきっちりキレイに作られていて、幕が開いたときは歌舞伎か新劇かというような雰囲気だった。
お芝居が始まってすぐは、シミズとタキシタのかけあいも硬い感じがして「あれ?」と思ったし。
でも、中盤以降はだんだんいつものS.W.A.T! ぽくなってきたかな。
終盤、襲撃浪人のリーダーであるウスこと、タカハシの声の張りようはかつて無いほど。声が……マイクも使わないのに、劇場中に響き渡っていたもの。あれは、迫力だったなぁ。
一緒に見に行った息子は、今回の雰囲気の違うS.W.A.T!にとまどっていたようだ。
「なんか、前に観たのと感じが違う。もっと面白かったはず。オレはS.W.A.T! に飽きたのかな」
若い感性は正直なことをいうなぁと、息子の成長を感じたアホ親です。
その第2弾は劇団S.W.A.T! の『壬生大激戦』(みぶ・だいはーど)。
原案 早見淳平 作・演出 四大海。
むかし劇団メタルトラップが演じたお芝居を、劇団S.W.A.T! 向けに描き直したものだ。
タイトルからわかるとおり新撰組ものである。
新撰組の屯所を長州の浪人が襲撃。人質を取って立てこもる。しかし、屯所に中にはおちこぼれ(?)隊士が二人隠れていた。人質を救出しようとするタキシタと、さっさと逃げようとするシミズ。浪人達の探索をかわす様は、往年のドリフのコントみたいにも感じた。
また、襲撃した長州浪人達(コードネームは、ハチ・カニ・クリ・サル・ウス・バフン)にもさまざまに過去があり、事情があり、可笑しくも濃い人間模様が演じられる。
コメディなのか、歴史物なのか。細かい笑いどころがたくさんあり、愛と勇気の熱い芝居ありの2時間だった。
2002年 『君の青空』『ARE YOU PRINCESS?』
2003年 『アカツキ7』 『第九八独立普通科連隊 西へ』
2004年 『ARE YOU PRINCESS? FULL THROTTLE』『THE GREAT QUIZ SHOW 2004』
『突撃! 第九八独立普通科連隊』
2005年 『SANADA XI』『伝説の若大将』『Speak of the Devil』
と、劇団S.W.A.T!のお芝居を観てきたけれど、今回はずいぶん雰囲気が違うと感じた。いままでわたしが見てきたS.W.A.T! は、椅子と机、簡単な書き割り、鉄パイプで組んだ足場といった簡素な装置の中で、『SANADA XI』の時は円形劇場で舞台装置何にも無しのところで、人の動きと台詞で物語世界を創出していたのに。今回は舞台装置がきっちりキレイに作られていて、幕が開いたときは歌舞伎か新劇かというような雰囲気だった。
お芝居が始まってすぐは、シミズとタキシタのかけあいも硬い感じがして「あれ?」と思ったし。
でも、中盤以降はだんだんいつものS.W.A.T! ぽくなってきたかな。
終盤、襲撃浪人のリーダーであるウスこと、タカハシの声の張りようはかつて無いほど。声が……マイクも使わないのに、劇場中に響き渡っていたもの。あれは、迫力だったなぁ。
一緒に見に行った息子は、今回の雰囲気の違うS.W.A.T!にとまどっていたようだ。
「なんか、前に観たのと感じが違う。もっと面白かったはず。オレはS.W.A.T! に飽きたのかな」
若い感性は正直なことをいうなぁと、息子の成長を感じたアホ親です。
お嬢さん達はおまけ付きをご覧になったんですね。
どんなおまけだったのでしょうか、うー知りたい。
『伝説の若大将』の時はTシャツプレゼントの抽選会がおまけでした。