イチコクブログ

一国オート&一国サイクルワークスの日記

特殊工具

2022-12-16 07:51:38 | 整備


どこに使うかわかりますか?



当店では、フロントフォークのオイル漏れ修理やスプリング交換
オーバーホール等は自社で行います。
(リヤサスペンションの分解修理は、ガス注入などさらに特殊工具が必要なため、
サスメーカーやサスペンション専門のショップさんへ依頼します。

スプリング交換くらいは自社で行いますが。)




今日はハーレーXR1200Xのオイル漏れ修理。
XR1200Xはフルアジャスタブル機構付のSHOWA BPFが標準装備。



 

 
最初の写真は、トップキャップを緩める工具達。
Fフォークのトップキャップの形の種類もさまざまデス。
まずはトップを緩めないと始まりません。



こちらはBPF専用のインナーパーツを緩める工具。
随分前に、急いでたので作っちゃた工具です。
”作っちゃった”と言ってもハンドルちょん切って、上下にナットを溶接しただけなんですけど。
(雑な作りでスミマセン。ホントに急いでたんです)

緩める”敵”は奥まっていて、真ん中にはロッドがニョキーンと。
ハンドルのクランプ部分にはローレット(ギザギザ)が切ってあるので
作業中の油まみれのヌルヌルの手でも廻しやすく。
自己満足ワンオフ工具デス!

フロントフォークはバイクのパーツたちの中でも、メーカーのよって考え方や作り方が様々。
いまだに変化や進化していますね。
エンジンが『デンキ』になっても残る部分ですよね。
デンキになったらトルクの出方が全然違うから、サスペンションやタイヤは変わっていくんでしょうね~。

工具持つ手をスマホに変えるのが苦手。スマホ不精のメカニック兼代表の梅島でした。
※スマホがフォークオイルでヌルヌルです。


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