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一原製作記

模型と自転車とASIAN KUNG-FU GENERATIONが大好きな一原かずまの、模型制作中心のブログ

LBX キャプテントリトーン

2014年01月01日 | ダンボール戦機
リンクにはなけろさんの『LBXないものスクラッチ』を追加させていただきました。
通称『トロイの人』として、ネットやってるダン戦ファンなら知らない人はいないのではないでしょうか。
先日めでたくグレイメイドを完成され、競争率の高いメイド系LBXの中でも屈指の完成度なので、
ここを読んだ人で万一未見の人がいたらすぐに見に行くことをお勧めします。

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俺も負けちゃいられねぇということで、
ハンターIIより先に作っていたのに、フォトバトルまでほとんど表に出さなかったキャプテントリトーンの記事を書き上げてしまいましょう




同じジン専用機のプロトゼノン→ゼノンの流れのように、後継機の方がボリュームを減らしているのが好きです。
それでいて肩のウイングや腰マントでしっかりと自己主張しているのも好き。


お気に入りの2枚。ポージングの発想が貧困なので、こうやって同じポーズを角度変えて使い回してみたら、
意外とどっちも自分好みだったという。


武器はシーホースアンカーの青い部分をワインレッド(マルーン)で塗ることで、上位武器のシーロードアンカーを再現しています。
トリトーンを作る際にも使えるテクニックをここでひとつ。
アンカーは中の接続ピンやダボ、リブなどを全て切ってしまい、軽量化してしまうのがオススメです
(組み立ての際にはもちろん接着が必要になりますが)。
そのままでは自立できないようなポーズも取れるようになり、多少の可動拡大よりも大きな効果が得られます。
近年のロボットプラモは重装備になりがちなので、頭に入れておいて損はないかと。


両手持ち。
アンカーを最初に持たせたとき、柄の太さが調整不十分で、塗膜が手首のポリに持ってかれてしまいました。
可変機のモデルだと更なる注意が必要ですね。

 


製作途中写真。
ソルジャー以上に他社の市販パーツまんまの部分が多いため、こいつははじめからオレ流グランプリの応募作候補に入れませんでした。
あと意外と大変だったのが、腕のフィン。
トリトーンでは7枚だったのを4枚に減らすため、ただ3枚切るだけでなく、残す4枚も全て切り落とし、接着し直さなくてはなりません。


あと忘れちゃいけないのが、最初にネットに公開したときの状態。
 
ネットに公開する前に近所の公民館のお祭りで展示したのですが、あまりにギリギリだったため、今以上に粗い状態なうえ、塗装も不完全でした。
とりあえず早いとこ完成報告をしたくてアップしたのですが、案の定指摘を受けたので、落ち着いたあとに修正し、今に至るわけです。
あのとき指摘してくれた人ありがとう!貴方の指摘とはなけろさんのダン生投稿のお誘いがなかったら、きっと妥協してそのままだったと思います。


左が修正前、右が修正後です。自作部分のみの修正ですが、肩周りのモールドをくっきりさせたのがけっこう効いてると思います。
あと、ツヤ消しで塗膜がザラつくのを活かし、スミ入れついでにゴールド部分にフラットブラウンを染み込ませ、
少しトーンダウンさせているのも自分では結構気に入ってます。

キャプテントリトーンは以上です。
最後に、こいつを作るにあたって某所で資料について聞いたときにダン生のことを教えてくれた人、
ダン生で設定画を公開してくれたこぶらしさん、前述の指摘してくれた人やはなけろさん、
ほかにも某所やツイッター等で反応をくれた皆さんに最大の賛辞を。
このキャプトリは今まで作った作品の中でも、製作段階、完成後あわせて一番多くの人に支えられた作品ではないでしょうか。

あとレベルファイブさんも模型製作のモチベがあがる機体をたくさん用意してくれてありがとう!
ゲーム限定機が今後キットでいくつか出るといっても、やはり全ては出せないでしょうし、欲しいけど出そうにないやつらはまだまだいっぱいある・・・

LBX ハンターII

2013年12月31日 | ダンボール戦機
ハンターをベースとした、ハンターIIのセミスクラッチです。
すでにtwitterに投稿してあるキャプテントリトーンや、製作途中のリュウビホウオウよりも後に作り始めたのですが、
気がつくとこっちがメインになっており、案の定先に完成してしまいました。
要因としては、ゲーム限定強化機体の中では比較的新造パーツが少ないことがまず第一ですが、
私がダン戦キャラの中ではカズこと青島カズヤが一番好きで、ゲームでも主力としてハンターII使わせてたことや、
アニメ版『ウォーズ』で郷田がハカイオー王牙を使っていることが明かされたことで、
カズも『ウォーズ』時代ではハンターII使ってるんじゃね?という期待が高まったことなど、色々な要因が重なっています
(僕はウォーズはまだ裏ランク41位で、カズの11位まで先は長いですが、予想通りハンターIIを使うとのこと)。


  
ゲーム版『W』をプレイ済みの人でないと分からないと思いますが、装備している銃は『ルミナスシューター』を上位武器『キラービースプラッシュ』にリペイントしています。

ハンターIIの標準装備は『ストライクライフル』ですが、
これはハンターの『ハンターライフル』と外観は同じため、そのままでは面白くないということで、別の装備を作ることに。

上位武器の『ハンターライフル改』『ストライクライフル改』は外観も変わってくるので、当初そっちも作っていたのですが、
11月14日締め切りだった『オレ流プラモコンテスト2013』に応募しようと思い立ち、
急遽キラービーの方を用意した、という裏事情があります。


   
製作途中の写真。
左眼のスカウター的なものは、この写真の時点ではオーレギオンミゼルオーレギオンのダイスプレートから切り出したものですが、
後日購入したカスタムエフェクトの貫エフェクトがいい透け具合だったので、
ランナータグを捨ててしまう前に切り出して付け替えています。

訂正
オーレギオンはクリアイエローのダイスプレートはありませんでした
オレギ→ミゼレギでは武器のぶんクリアイエローのパーツは減ってるのに、ダイスはクリアイエローになってるんですね


スティンガーミサイルはそのまま肩に移設すると明らかに大きいので、根元を切り詰めています。
背中のビットらしきものはプラ棒に0.3mmプラ板を巻いてリューター旋盤で形状を出し、おゆまるとエポパテで複製しています
(右側の真ん中が原型です)。
胸部のコーン形状もリューター旋盤ですね。
尻尾はこの写真ではキットのままですが、ゲームのポリゴンの形状が好みだったので、後からエポパテで造形しました。
今後普通にハンターを作る場合も、尻尾は主張させてやりたいですね。

そんなわけでハンターIIでした。未完成のストライクライフル改もちゃんと作ってやらなきゃ・・・

LBX ウォーリアー

2012年12月20日 | ダンボール戦機
お久しぶりです、本当にお久しぶりです。

もう完成したのはだいぶ前ですが、ウォーリアー完成しました。
 
途中で一度だけ進捗状況をブログに上げていたものの、
それからはブログの記事を書くのが面倒になってしまったり、
挙句途中から並行して作り始めたグラディエーター、アマゾネスに至っては
製作中の写真を全く撮らずに完成まで至ってしまいました。


素立ち状態。
ベースにしたアキレスは、第一弾のキットということもあり、今の目で見るとアニメのCGともゲームのポリゴンやイラストとも若干違う感じに見えます。
でもこれはこれでかっこいいと思ったので、元のキットを活かすか、もしくは後発のキット同様ア二メ寄りにするか、最初はだいぶ悩みました。
製作中、『fg』で僕以外にもウォーリアーを自作している人がいまして、そのウォーリアーが元のキットを上手く活用しており、なおかつゲーム版寄りの造形+オリジナルディテールということで、それならこっちはできる限りアニメ版のCGに近い造形にしようと決め、今に至ります。




ブロードソード装備状態。
ゲームでは使うかどうかはCPU次第、アニメでは装備こそしているものの実際に斬撃をしたシーンはなく、マッドドッグの迷彩を破ったときに突きつけるくらいでした。
でもその動作が気に入ってるので、専用の手首をつくり、突きポーズができるようにしています。
突きポーズ用の手首パーツは、キットでもどんどん付けて欲しいと思う。



アサルトAR3装備状態。
ゲームでは上の方の写真で持ってるオートマチックガンとブロードソードを切り替えて戦いますが、
アニメでは郷田のハカイオーと戦う際、これを装備しています。
本来片手銃に分類される武器ですが、アニメだと両手で構えて撃ってますので(そのためシールドは付いてない)、こっちもそれを再現できるよう、専用の手首を新造しています。


そしてカズ仕様ウォーリアーといえば欠かせないのはこの磁場爆弾。
仮にウォーリアーがキット化しようと、こればっかりは出ないだろうと思って作っていたのですが、
どうやらこれと同形状のグレネードを束ねた拡散グレネードが、今度出るカスタムウェポンに付属するようです。

これを持たせるには、左手のシールドは腕に直接マウントして、左手は空けておかなくてはならない(実際アニメでもそうだった)ので、専用のマウントパーツも作っています。
ホビージャパンのムック本でもウォーリアーは盾を腕にマウントしていましたが、あれを真似したわけではなく、本が出る一か月前くらいに作っていたはず。向こうは磁場爆弾までは作ってなかったし。




以上、ウォーリアーでした。バスターのキット化が決まり、金型流用でウォーリアーも決まったようなもんだと既に喜ぶ人も多いようですが、こうやって自分で作るというのは、『欲しい機体の模型を手に入れられる』だけでなく、その過程でいろんな技術や知恵を得られるわけで、ただ出されるものを待ってるよりもはるかに有意義だと思います。
ここを読んでくれているみなさんも、是非とも自作に挑戦してみて欲しい。

LBX ウォーリアー その1

2012年02月22日 | ダンボール戦機
去年の11月2日の記事で、
「公民館のお祭りでキバとアギトの他に、ダンボール戦機のプラモ2つほど出したよ」
と書き込みましたが、下の2つがそれです。

ジ・エンペラー(左)とアキレス(右)。
ゲーム中でパスワードを入力すると買えるようになる色変え仕様を真似てみたのですが、
エンペラーは本体色が紺のままなので余り似せられませんでした
(ゲームではチョコレートっぽい色)。
何しろこの2体、お祭りの前日に作品不足(うちのサークルの大半は積んどくモデラー)を補うための急場しのぎで塗ったんで、
合わせ目も消してないし本体色は成型色のまま・・・・。
なのでそのリベンジとして、現在フェンリルを全塗装中です。
塗り分け難度はかなり高い部類なのでうまく塗れる保証はありませんが、
うまくいったらここにも載せる予定です。

で、今回載せるのはそのフェンリルではなく、フェンリルと同じく青島カズヤの愛機だったウォーリアーです。

キット化されてない機体のなかでは割とチャレンジする人が多く、
公式のコンテストで一つ、fgでも一つ、完成したものを確認しました。
そのどちらも、カラーリングはカズ専用機のグリーンなので、
僕は空気読んでノーマル仕様にすべきだとは思いますが、
ダン戦のなかで一番気に入ってるキャラクターがカズなので僕もカズ専用カラーで塗る予定です。



アキレスを素体としたセミスクラッチです。
最近の『W』シリーズの機体では改善されてますが、初期のキットはポリパーツが弱いので、
パテは極力使わずにプラ板での改造がメインとなります。
ちなみにシールド『ライトバックラー』はガシャポンカプセルの底を加工しています。


オートマチックガン。アニメではブロードソードとアサルトAR3を使用していましたが、
ゲームではブロードソードとオートマチックガンを使っています。
それでオートマチックガンを持たせたはいいけど、
LBXプラモの武器はグリップが棒状で、ハンドガンみたいな小さい武器だとそれが目立って格好悪いと思ったので、グリップと専用の握り手を自作しています。


小学館の『LBXカタログ』を見ればだいたいの機体形状はわかりますが、
足裏だけは載っていなかったので、元のアキレスのモールドを活かして適当にでっち上げてお茶を濁そうかと思っていたのですが、
アニメを見返していたら、ウォーリアーの足裏が描かれてるシーンがあったので、
それを元にプラ板で新造しています。
アキレスもウォーリアーも、つま先とかかとは本来独立しているようですが、
さすがにそこまで再現しようとすると関節まで新造する羽目になってしまうので、
そこまではやらないと思います。


というわけでウォーリアー作っていきます。
MGフィギュアライズの改造と比べれば難易度はそれほど高くはないのでできるだけ早めに完成させ、
既に予告しているアギトトリニティフォームや、先ほど書いたフェンリルの全塗装もやっていきたいと思うのでよろしくお願いします。