*ha-re 雑記張

日常の事や2輪ロードレースやスマやら。
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2006-03-16 | 日常
なくて七癖あって四十八癖といいますね。
本日気付いた私の癖。

細長い棒ッきれ、丸めた大きめのポスター、傘等を手に握ったら
つい正眼の構えをしてしまう事。
調子にのると八相の構えを取ったり下段上段と構えたりします。
上段の構えを取った時の気分は漫画「六三四の剣」の六三四気分。
更に調子にのると軽く一本だけ打ち込みをしてみたり早素振りをします。

ほんっと嫌いだったのになー剣道…。
部活動でなく近所の道場に小学一年生から中学三年生の中頃くらいまで
稽古に通ってました。かなりサボってました。
火曜日と土曜日が稽古日で、親から言われないとなかなか行かなかったりして。
平気で一ヶ月行かなかったりしたなー…。
どれほど火曜日と土曜日が嫌いだった事か!
嫌々ながらきちんと通うのは昇段試験の前だけとか。
昇段試験に必要だから形(かた)の練習がある時とか。
とにかく持久力のない子どもだったのと、諦めのよい根性無しの性格だった為
剣道はほんっとーに向かなかった。嫌いだった。
冬は寒い、夏は暑い、防具を打たれりゃまだしも、
防具を外されて打ち込まれると鋭く痛むと同時に痺れるような痛みも…。
小手を打ち込まれた時に上の方に外されると、防具がないから
腕が真っ赤っかーになるわ痛いわ、胴を抜かれる時にこれまた防具のない
微妙な所を打たれると座り込みそうなくらい痛いわ…。
上手な人とのかかり稽古だと、こっちの隙をきっちり見てとり
すかさずピシっとスパーンときれいに打ち込まれるから痛くないんだけども、
力自慢だけの人と組まされるとさいっ悪だった………。
鍔迫り合いしてる時に吹っ飛ばされた事もあったなー。

そんなこんなで嫌いだった剣道だけれど型の稽古だけは嫌いじゃなかった。
「形(かた)」というのは打ち込みの基本形を一定のかたちとして動きが
7本くらいだったかな、決まっていて打太刀・士太刀に分かれて組んで仕合い、
そのかたちを間違えずになぞるという物だ。確か。
(色々理論的精神的に言うべき事があった気はするがきれいさっぱり忘れた)
「形」をやるには竹刀でなく、本来ならば真剣を使う。
だが子どもが例え刃を潰してあっても扱いきれないし、木刀を使う。
形を取るだけの為、実際には打ち込まない。打った振りの寸止め。
だから痛くも無い。(たまに寸止めし損ねるという不幸な事故もあるが…)
そう上手でもない小学生・中学生がやるもんだから動きもゆっくりしているし
ゆったりした動きでそんなにハードではないから嫌いじゃなかった。
とはいえ結構細かい動作もあるので、脳味噌の皺の少ない私は
覚えるの大変だったけどさ…そんなもの覚えの悪い私を我慢強く、
じっくり教えてくれた先生と、同級生のH君とMちゃんとには感謝しきりだ。
二人とも剣道が大好きだったっけね…いや偉いよ。ほんと。
ここでは三歩下がる二歩だとか斜め後ろに一歩退くとか右斜めに動いてから
麺を…いや面を打ち込むなんて面倒だっつの…。
ってああいやいやH君Mちゃんごめんなさい。
こんな根性無しが初段を取得して特技の欄に書けるのも二人のお蔭です。合掌。

形の話に戻りますが、きれいに決まればほんっとーに格好がいい。
剣道形四本目なんて特に格好良くすんばらしいので色んな人に見て欲しいくらいだ。
スピードも気合も形も、つい見惚れる。
もう私は殆ど覚えていないけれど。五本目なんてさっぱりだ…。
ああH君Mちゃんごめん。ごめんよ。
居合いを大学の時やっていた友達に付き合ってもらってまたやってみようかな。
ちょっとやってみたくなってきた。
実際習っていた時はあれほど嫌いだったのくせに今になって何なんだか…。
嫌いだったのになんで長い棒切れを見るとつい構えちゃうんだか…。
パブロフの犬のようだワン。

…。
そういや「脇構え」を「金隠しの構え」とも教えてくれたN先生は元気だろうか。
長々すいません。


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