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この果てなき空の下で、の出来事

いちこの独り語り。
大好きなスイーツや落語の話を中心に、徒然に。

2012年 7月 9日・桂宮治の会@お江戸日本橋亭

2013-12-30 16:34:29 | 落語会
桂宮治の会 宮治のきもち‘ほえる’
7月 9日 18時45分開演

宮治・一知 トーク
宮治 「道灌」
   「お見立て」
前田一知 「公家女房」
お仲入り
宮治 「大工調べ」(~20時46分)
アフタートーク
*20時48分頃、終了。

★自由席、座布団3列+あとは椅子席。
椅子席2列目、左ブロック右端。
たくさんの入りで、椅子も増やして目一杯入れてました。

★この会のチケット取った理由はズバリ、一知サンが出るから☆☆
ただ、チケット取った後で【やみ鍋の会】を知り、既に一知サンの高座は体験済み…来る理由がなくなっていた(笑)。
前座の頃の宮治サンを聞いて“芸協にもこんなに上手い前座サンがいるのか”と思ってはいたので、まぁよいのですが。

★一知サンのゲスト出演は、宮治サンのたっての希望。
落語家になるきっかけとなったのが枝雀師匠だから。
といっても昔からファンというわけではなく、YouTubeでたまたま見てこの世界を知り、数ヶ月後に落語家に…いろんな人がいますね。
一知サンは紋付きを着用。
“プロの噺家が着てないのに!! ”と宮治サンもツッコミを入れたこの着物、枝雀師匠のものだそうです。
“僕、枝雀師匠のファンなんですよ、ホントに”…笑顔で言い切る一知サン。
お父様はさぞかしあちらでお喜びでしょうね。
なんだかほっこり、涙出そうになりました。
初対面だったお二人、トークは結構グズグズで、ゲストなのに進行に気を使う一知サンでした。

★落語会で前方を務めるのと自分の会とでは印象が違って当然、なのですが。
押しが強すぎるというか、客席をいじりすぎるというか、全体的にうるさかったというのが正直な感想。
二つ目なりたてで「大工調べ」に取り組んでるっていうのは、素直に凄いな~と思いました。

2012年 6月25日・YEBISU亭@恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルーム

2013-10-13 18:28:59 | 落語会
第37回 YEBISU亭
6月25日 19時開演

オープニングコント
《教養講座・噺家が巨匠に迫る芸術の力》
三三 「締め込み」
松尾貴史 「はてなの茶碗」
今夜踊ろう(トークコーナー)
お仲入り
白酒 「幾代餅」

*21時32分頃、終了。


★D列15番、右ブロック左から4番目。

★少し遅れて19時02分開演。
巨匠=松尾サンの岡本太郎氏!!
生で見られて幸せ♪…でもちょっと恐い。
“題材にしたい落語家、本質は川柳・フォルムは鯉昇”…更に恐いよ、でも見てみたい(笑)。
初登場の白酒サン“普通に落語会だと思ってたらいろんな事するんだなーと…若干戸惑いが”と素直な意見。

★三三サン「締め込み」、お福がお湯屋から戻っておみつと外で立ち話の部分で、出囃子のCDが少し流れてしまった。
“えっ何今の?分かんない、この長屋いろんな音がするからねぇ”…三三サンは瞬発力があるというか、ハプニングに強い気がする。

★松尾サンの落語を聞くのは二度目。
「はてなの茶碗」、長いイメージあるけど本編25分弱。
持参した茶碗を番頭と茶金さんに笑われ凄い怒るんだけど、博打が外れただけのこと、とあっさり気を鎮め店の人達に謝るトコロは、いかにも江戸っ子っぽい…!?
時の帝が昭和天皇ってのはお馴染みの形だけど、さすが松尾サン、上手いっ。

★相変わらずグズグズの【今夜踊ろう】、並び順はまあく・白酒・キッチュ・三三(敬称略)。
初登場でまあくサンの隣に座った白酒サン、タジタジ(笑)。

★仲入りを挟み、白酒サン「幾代餅」。
マクラでの池袋、特に西口の悪口!? が面白すぎたわ~☆☆

2012年 6月16日・朝日名人会@有楽町朝日ホール

2013-10-12 13:00:37 | 落語会
第120回 朝日名人会
6月16日 14時開演

開口一番・市也 「真田小僧」
才紫 「たがや」
萬窓 「阿武松」
雲助 「お初徳兵衛」
お仲入り
正蔵 「松山鏡」
小三治 「天災」

*17時11分頃、終了。


★K列24番、右ブロック左から2番目。
後ろが壁なので、なんとなく気が楽。

★萬窓サン「阿武松」…やっぱり相撲の噺は苦手、無意識に演者を選んでしまうというか…。
ほとんど寝てたのだけど…最後に所謂“オチ”がついていた、初めて聞く形でした。
雲助サン「お初徳兵衛」…あっ、聞いたことあったんだ!!
今まで(2013年夏)聞いたことないと思ってました…。
正蔵サン「松山鏡」、田舎訛りが『日本昔ばなし』の市原悦子サンみたいで、ほのぼの可愛い。

★出囃子が鳴っているのになかなか出てこない小三治師匠。
“あんなに早く下りてくるとは思わなかった”…笑える。
雲くんに正くんが話していた、覚えたばかりだと
なるほど、簡にして潔、エッセンスが凝縮している…だから短くて、予想以上に早く下りてきた、ということらしい。
正蔵くんはああいう、何でもない噺を普通に、というのが合う
ウケようという思いが無くなったのだと思います
あのウチに流れる呪いでしょうか、瞬発的にウケたいという思いがあった
…何だか真面目に、正蔵サンを評していました。
楽屋では全然別の話で雲助サンと盛り上がって喋っていたら出囃子が聴こえて…。
“慌てて着替えて出てくるとこんなに汗かくんですねぇ”…小三治師匠が慌ててる姿って想像できなーい。
「天災」、喧嘩の発端は隣の猫が鯵を13匹も取っていったこと。
この部分あまり聞かないのは、ただの省略?、それとも型が違うの?
他では志らくサンくらいしか聞いたことないかも。
天災の説明を受けた八五郎が“天のせいにするから天せいか”と納得したのがちょっとツボでした☆☆

2012年 6月15日・東京落語会@ニッショーホール

2013-10-12 12:57:23 | 落語会
第636回 東京落語会
6月15日 18時開演

開口一番・小曲 「道灌」
鬼丸 「動物園」
柳好 「富士詣り」
市馬 「笠碁」
小満ん 「盃の殿様」
お仲入り
正蔵 「岸柳島」
さん喬 「抜け雀」

*20時50分頃、終了。


★U列9番、4~9月まで同じ席。

★柳好サンは、マクラまでは気弱そうで脱力系な感じだけど、噺に入ると覇気があって別人みたい(笑)、そして面白い♪
この日の演目は“やる人が少ない、どうしてか…あんまり面白くないから”という「富士詣り」。
権太楼サンでしか聞いたことない。
権太楼サンとは違った感じ、飄々とした面白さがありました。

★市馬サンの「笠碁」が聞けるとはラッキー♪
サゲを言った後、シーンとしていた…お客はみんな、落語知らないのかよ!!
正蔵サン「岸柳島」、侍も船頭も、所作が綺麗でした。
思いの外!? とても良かったです☆

★さん喬サン「抜け雀」、一文無しを泊めて7日目から。
雀が抜け出たのを妻に話す場面、驚いて声も出せず手を羽ばたかせて仕草で示す宿の主の動きがあまりに滑稽で、さん喬サンじゃないみたいだった。
この回は出演者が充実していて、とても楽しめました☆☆☆

2012年 6月10日・小三治@志木市民会館パルシティ

2013-10-12 12:38:20 | 落語会
柳家小三治 独演会
6月10日 14開演

〆治 「悋気の独楽」(14時01分~)
小三治 「天災」
お仲入り
小三治 「粗忽長屋」

*16時07分頃、終了。


★こ列3番、左右のブロックは高座に向かって少し角度がついてるので見やすい。

★〆治サンの「悋気の独楽」、お妾が旦那のことをやたらに“あなた”と連呼していてなんかウザイ女だった。
独楽を回す仕草も下手だし聞いててちょっと苛々…。

★小三治師匠出てきて早々“今考えてる事は…何か思い付かないかな~ってことです
(飛んでる虫を目で追いながら)何か飛んでるね…もしかしてここは田舎かな~”
本当に何も思いついてないみたいで(笑)。
前月末までヨーロッパに居たそうでひどい時差ボケらしい。
湯呑みを指して“新茶の季節”とお茶の話に。
イギリスは紅茶の国だが葉は日本から伝わった
自国じゃ作れないからぶん取ったインド・セイロンで現地の人コキ使って、海賊と泥棒の国
今じゃ紳士の国なんて冗ぉ談じゃねぇーよ
…なんか荒れてますが(笑)、お茶の歴史と世界の戦争が語られてマクラ30分超、「天災」も30分超、前半結構しっかりめ。

★後半はすぐに、マメ・無精でそそっかしい…お馴染みの粗忽のマクラから「粗忽長屋」。
八五郎に浅草での死を伝える場面がいつも以上に神妙で笑えた。

★顔見知りのスタッフの方に“遠いのにわざわざ!! ”と労われた(笑)☆
確かにこの会場は志木駅から遠い。
でも、前回の志木の小三治師匠の時も顔合わせているんだけど…。