goo blog サービス終了のお知らせ 

この果てなき空の下で、の出来事

いちこの独り語り。
大好きなスイーツや落語の話を中心に、徒然に。

2012年 6月 9日・米團治 独演会@鎌倉芸術館 小ホール

2013-10-12 12:32:51 | 落語会
第13回 鎌倉はなし会 桂米團治 独演会
6月 9日 14時開演

開口一番・米輝 「つる」
米團治 「稽古屋」
紅雀 「向う付け」
米團治 「はてなの茶碗」
お仲入り
米團治 「崇徳院」

*16時23分頃、終了。


★5列14番、中央ブロック左から4番目。

★米團治サンのお弟子さん、米輝サン初めて見た。
米團治サンの弟子っぽくない…なんとなく…。
高めの声と愛嬌のあるお顔立ち、堂々としてます。
久々の紅雀サン、わーい♪
「三人無筆」みたいな噺だけどちょっと違う…「向う付け」というんだ、初めて聞いた。

★米團治サンの「稽古屋」好き☆☆…なんだけど、たまにしかこっちで聞けない中、2公演連続(5月・府中)だと、ちょっとガッカリ感が…。
トリネタ「崇徳院」はネタ出ししてました。

★京都が舞台の 「はてなの茶碗」のマクラ、地理的考察が面白かった。
川崎・横浜は東京と同じ武蔵国、鎌倉は相模国、意識が違うよう
それと同じなのが京都
でもここ鎌倉は湘南の海があって開放的、京都は意識が高い上、盆地だから閉鎖的
関西はひとつに、とはならなかった
関西はひとつひとつ…
↑コレ聞いたら、改めて歴史に興味、持っちゃいませんか!?
米團治サンの口調も可笑しいんだよね~♪
2時間30分弱で三席+二席、充実した時間が過ごせました☆☆

2012年 5月25日・さん喬独演会@和光市民文化センター 小ホール

2013-07-07 18:55:00 | 落語会
サンアゼリア寄席
柳家さん喬 独演会
5月25日 18時30分開演

開口一番・さん坊 「子ほめ」
小太郎 「やかん」
さん喬 「百川」
お仲入り
さん喬 「唐茄子屋政談」

*20時50分頃、終了。


★3列目中央ブロック右端(自由席)。
開場予定時刻の30分前に到着。
実際の開場は10分早まりました。

★さん坊サン太ったんじゃない!?
小太郎サン「やかん」、隠居と八五郎の掛け合いが漫才みたいにテンポがいい。
講談部分も上手いなぁ☆☆
弓の名手として登場するのがウィリアムテルとロビンフッドだった(笑)。

★さん喬サン一席目「百川」。
ヒャクベッチャスなんて意味不明な言葉、なかなか思い付かないよ~(笑)。
さん喬サンの百兵衛さんはポワーンとしてて初々しい。
目まで輝いて見える!!
主人家の抱え人と判明した時に着信音が鳴り響く…サイテー。

★電力不足・打ち水で1℃は涼しくなる・路地に入って縁台将棋…「笠碁」かと思っちゃったじゃん。
夏・遊び・若旦那…「唐茄子屋政談」でした☆☆
冒頭は説明気味にはしょり、橋の上の場面から。
さん喬サンのは何度か聞いてるけど、ちょっとした台詞や描写が前と違ってる部分もあり、日々変化しているのですね。
“俺は八百屋だ~!!”の部分、やっぱり好き~☆☆
2時間30分弱、意外と普通でしたね。

2012年 5月24日・吉坊 一之輔@内幸町ホール

2013-07-07 18:50:05 | 落語会
第1回 吉坊・一之輔 二人会
5月24日 19時開演

開口一番・立川こはる 「道灌」
桂吉坊 「遊山船」
春風亭一之輔 「五人廻し」
お仲入り
一之輔 「あくび指南」
吉坊 「高津の富」

*21時38分頃、終了。


★A列11番、中央ブロック右端。

★“こう見えても…どう見えてるかわかりませんが、毒気の多い二人、怪獣と座敷わらしと思ってます”…吉坊サンのその表現、面白~い♪
マクラで時事ネタ・米朝アンドロイドに触れるも、関西での話題だしイマイチだったかも。
私は是非とも見てみたいのだけど。

★ネタ出ししていたらしい(トリネタ各一席かな)、知らなかった。
それもそのはず、チラシ撒く前にチケット完売だったと一之輔サン。
一席目「五人廻し」の筈がなんか違う…「徳ちゃん」だ。
実はこの「徳ちゃん」、廻し部屋で女を待ってる男が読んでる本という設定。
しかも現実の女=喜瀬川が「徳ちゃん」に出てくる芋食い訛り女!!
すごい衝撃的「五人廻し」、この形で演ってる人いる?、一之輔サンのオリジナルなのかな?

★吉坊サン二席目「高津の富」。
二番富が当たると言い張る人や富札を売る時の宿屋の主の喋り方が、ちょっと枝雀サンぽかった♪
米朝一門とは言え遠いけど…似ることもあるのね。
千両当たった動揺を抑え冷静さを装う描写が面白かった。
吉坊サンもっと聞きたいで~す☆☆

2012年 5月18日・東京落語会@ニッショーホール

2013-07-07 18:02:41 | 落語会
第635回 東京落語会
5月18日 18時開演

開口一番・古今亭半輔 「やかん」
古今亭今輔 「五人男」
柳亭燕路 「佐々木政談」
金原亭馬生 「転宅」
三遊亭歌司 「山崎屋」
お仲入り
柳家喜多八 「棒鱈」
春風亭小柳枝 「文七元結」

*21時頃、終了(メモ忘れてた)。


★U列9番、左ブロック右端、半年間の指定席。

★「佐々木政談」燕路サンの四郎吉は大人びているというより生意気すぎて、時々ムカつく(笑)。
馬生サン「転宅」、お菊の過剰な色っぽさが逆に嘘くさく感じられてしまった。
とろろの食べ方が上手かった。
歌司サン、説明が長いせいか知ってる噺なのに分かりにくく聞こえる、眠かった。

★喜多八サンの「棒鱈」、寅さんがすごいいらち。
隣の座敷で田舎侍と対面し、侍が刀を抜いた辺りからの動きがとってもコミカルで面白かった。

★小柳枝サン「文七元結」、時間の関係で前半手短に、佐野槌でのやりとりはしっかり。
女将の優しく穏やかな口調が、むしろ鋭く長兵衛に突き刺さる。
橋の上、文七から訳を聞き、自分の懐に手を突っ込み“ついてねぇなァ、俺ァ”としみじみ悔しそうに呟く…風景まで見えるようでした。
翌朝、長兵衛宅に向かう途中、昨日の橋の上で旦那と文七が、今命ある事に感謝する。
他の人では聞かない形(たまたま出会わないだけ!?)で、優しさが溢れていた。
最後は長屋でのコミカルなやりとり…この噺、よく出来てますね(笑)、改めて思いました。

2012年 5月15日・小三治独演会@北とぴあ

2013-07-07 17:46:59 | 落語会
柳家小三治 独演会
5月15日 18時30分開演

こみち 「辰巳の辻占」
小三治 「小言念仏」
お仲入り
小三治 「船徳」

*20時24分頃、終了。


★G列28番、中央ブロック右から2番目。
後ろは通路で、ここまでは3ブロック、後ろのH列からは5ブロックに。
実は主催者でキャンセル待ちをしていて、廻ってきたのがこの席。
連絡がきたのが4日前くらいで、期待していなかったというか、もぅ諦めて忘れていたくらい(笑)。
思っていた以上に良い席で、嬉しい限り☆☆

★こみちサン「辰巳の辻占」、おたまのサゲの台詞の言い廻し、上手かった。
ズルそうな図太そうな、嫌みっぽく且つサラリと。

★小三治師匠登場。
5月なのに北海道では雪・日本には四季・物事には陰と陽・宗教にも陰陽…マクラ15分ほどで「小言念仏」!!
前半たっぷりマクラで仲入り後に手短に…ってパターンが多い中、一席目とは。
念仏唱える部分もいいけど、どじょう屋を呼び止めてからも好きなので嬉しい♪
それより何より、前半25分弱ということは、後半は大ネタ!? と期待が膨らむよね~☆☆

★さて後半。
代議士や噺家は二代目多い・若旦那・江戸時代の勘当とは…噺に関わるマクラもまたもや手短に、なんと「船徳」、びっくり~。
「船徳」って動きが多いから、年齢上がるとあんまり演らないイメージ…勝手な思い込みか!?
人物みんな滑稽で、ある意味とってもシンプルで普通なのに、面白かったな~。
本編45分、今回は全てにおいて満足感高~いっ!!
キャンセル待ち、バンザイ♪