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この果てなき空の下で、の出来事

いちこの独り語り。
大好きなスイーツや落語の話を中心に、徒然に。

2012年 4月3日・権太楼ざんまい@日本橋社会教育会館

2013-05-08 17:50:26 | 権太楼サン
権太楼ざんまい
4月3日 19時開演

開口一番
おじさん 「たらちね」
小権太 「棒鱈」
     なすとかぼちゃ
権太楼 「井戸の茶碗」
     奴さん・深川
お仲入り
権太楼 「代書屋」

*21時10分頃、終了。


★I列4番、左ブロック右端。

★おじさんサン「たらちね」、ウケたのは“そろそろこのへんで”を“ころころそのへん”と言ってしまったトコロだけ…。

★小権太サン「棒鱈」、酔ってるというより疲れてそう、芋侍は一生懸命訛りをつけてる感じがして、店の女将など女性を演る時やたら襟元を気遣う仕草でせわしなかった。
小権太ショー第二部・踊り、なすかぼ…相変わらずの面白さ☆☆

★権太楼サンは愚痴!?からスタート。
談志ひとり会は全部談志さん
私が前座・二つ目・色物使うのはいろいろ考えがあって
でも、談志さん正しいかも…あんなの邪魔だっ!!
会の空気を乱す・お客さんにとって苦痛という意味かと思ったら、違う。
かけようと思った演目が「不動坊」か「くしゃみ講釈」で、「たらちね」「棒鱈」とついていた(笑)。
“邪魔されるんなら私ひとりでよかった”…のだそうです。
以前も【おさらい会】で、プログラムに演目出てるのに、右太楼サンが似た噺をかけていた、あれも笑った。

★ホントは後で演るつもりだった「井戸の茶碗」。
そして奴さん・深川。
権太楼サンの踊り、初めて見た。
なんか、とっても得した気分♪

★先に「井戸茶」を演ってしまったので…「代書屋」かね!?…で大きな拍手。
芸術選奨文部科学大臣賞受賞、いろいろ理由づけされてるけど、結局はコレでしょ、というのがご本人の見解。
最後に「代書屋」はちょっと拍子抜けでもありましたが…いつ聞いても笑えますなぁ☆☆

2012年 3月25日・権太楼おさらい会@池袋演芸場

2013-03-10 17:10:30 | 権太楼サン
第77回 柳家権太楼 日曜朝のおさらい会
3月25日 11時30分開演

開口一番
おじさん 「狸札」(10時59分~)

ほたる 「一眼国」

右太楼 「寄合酒」

権太楼 「佃祭」
    「不動坊」

*12時55分頃、終了。


★9時15分到着、10時10分頃に上の扉が開いて階段へ、10時25分頃、開場。
A 列13番、右ブロック右から2番目。
この辺りがベスト☆☆
権太楼サンが芸術選奨文部科学大臣賞受賞後初の【おさらい会】で、ものすごーく混んでいた。
立ち見のお客さんが後ろもサイドも、前にも!!

★ほたるサンは弟子逹で額縁を買いに行った話、右太楼サンは弟子一同でお祝いに食事をご馳走しようとした話…みんなお祝いムード全開。

★権太楼サン登場~、拍手鳴りやまず。
ご自身も一緒になってパチパチパチ…。
賞状も見せてくださいました!!
この【おさらい会】も受賞理由のひとつなのだそうです、ベテランの域に達しても、長期に渡り続けている。

★権太楼サンの「佃祭」好き☆
与太郎が次郎兵衛への悔やみを言う場面が特にいい、泣けます。

★「宿屋の仇討ち」を演ろうと思っていたが最近かけており、「お化け長屋」も同様の理由により…「不動坊」に。
ここぞという節目・記念の時には「不動坊」の権太楼サン☆
「佃祭」と「不動坊」…受賞記念の【おさらい会】、豪華二本立てでした♪

2012年 3月15日・長講三人の会@日本橋公会堂

2013-03-10 12:19:14 | 権太楼サン
長講三人の会“さん喬・権太楼・桃太郎”
3月15日 18時45分開演

開口一番
柳家右太楼 「黄金の大黒」

昔昔亭桃太郎 「死神」

柳家権太楼 「お化け長屋」

お仲入り

柳家さん喬 「おせつ徳三郎」

*21時07分頃、終了。


★3列11番、中央ブロック左から5番目、ほぼ真ん中…良い席でした☆

★身近な人の死は予感がある…話題は真面目でも笑える実例!? 満載。
桃太郎サン「死神」、相当意外でした。
死神と主人公が遠い親戚だったり、名だたる名医の中に“立川雲黒斎”が居たり、最後はゴルゴ13が出てきた(笑)。

★“桃太郎の死神の後じゃまともに出来ない”とぼやく権太楼サン。
「芝浜」「代書屋」「お化け長屋」を挙げるが、最近好きで演ってる「お化け長屋」に。
“またお化け長屋かよ、と思ってる人もいるでしょうが”…ハイ、思っちゃいました。
でも、面白いんです、ホントに☆☆

★江戸と大阪では大店と言っても規模が違う…「百年目」かと思いきや「おせつ徳三郎」。
さん喬サンのは何度か聞いているけど、橋の上で再会してからサゲまでがこれまでに聞いたものとは違ってた。
刀屋の主人の投げ掛ける言葉が、何かと心に染みる。
サゲは「鰍沢」!? みたいな…ちょっとびっくりした(笑)。

2012年 3月10日・権太楼 独演会@三鷹 星のホール

2013-03-10 11:24:20 | 権太楼サン
柳家権太楼 独演会
3月10日 14時開演

開口一番
おじさん 「狸札」

右太楼 「辰巳の辻占」

権太楼 「お化け長屋」

お仲入り

林家正楽 紙切り

権太楼 「火焔太鼓」

*16時18分頃、終了。


★ C列24番、左ブロック右端。
三鷹では珍しく前方。
ここは広い会場ではないので端でも悪くないし、傾斜もしっかりなので後ろでも悪くない。
ただ後ろだとすごい暑い!!

★「辰巳の辻占」、おたまってホントに恐ろしい女…したたかで勘定高くて…そんな台詞の言い回しが、右太楼サンうまいなー。

★権太楼サンが「お化け長屋」演る時って、いつも突然入る(笑)。
関係ないマクラ喋ってて、急に目線を遠くにやって“杢さーん”て、その間(マ)がなんとも可笑しい。
どうだった!? と様子を見にきた長屋の仲間にも怪談話を語り込み、またこの人が本気で恐がる(笑)。
ずーっと笑いっぱなし♪

★正楽サン、鋏試しで馬・相合傘。
トトロ(よく知らない)・太宰治(皆さんだって見たことないでしょ!!・笑)・権太楼師匠・雛祭り・梅と鶯。

★『なんでも鑑定団』のマクラ…「火焔太鼓」、テッパンっ!!
ひたすら笑った二席となりました☆☆

2012年 3月9日・古典落語の夕べ@板橋区立文化会館 大ホール

2013-03-10 11:18:58 | 権太楼サン
いたばし 古典落語の夕べ
3月 9日 18時30分開演

春風亭朝也 「幇間腹」

三遊亭圓窓 「締め込み」

昔昔亭桃太郎 「春雨宿」

お仲入り

鈴々舎馬桜 「あたま山」

ナイツ 漫才

柳家権太楼 「芝浜」

*21時12分頃、終了。


★5列18番、中央ブロック左から2番目。
発売初日に会場に電話して購入。
あまりにもアッサリ繋がったので驚いた、実際、空席も多かった。

★朝也サンの軽い感じの口調、幇間に合ってるカンジ。
ちょっと温水サンに似てる…なんて思うのは私だけ?
あと談慶サンにも似てる気が…でも談慶サンて太川陽介と似てます、よね?
朝也サンと太川サンは…似てない。

★桃太郎サンの、噺と全く関係のないマクラが面白すぎる♪
柳昇師匠の話とかホントに面白い。
柳昇は根に持つから怖い、談春が、ウチの師匠はコツさえ掴めば平気、本当に怖いのは柳昇師匠、だから桃太郎さんは凄いですねって言ってました…自慢話だった(笑)。

★生・馬桜サン初めて!!…元々は家元のお弟子さんなのでちょっと興味はあります。
マクラで、家元が「黄金餅」のマクラで喋っていた“さん生(今の川柳師)ってのはケチでね…”の話をしてました。
“当時は談志師匠の弟子でしたから”って前置きもあって。
コレ聞いて、なんか嬉しかったな~☆
「あたま山」は、噺の中に別の落語がいろいろ盛り込まれていました。
この型、ラジオで聞いたことあるんだけど、それが誰だったか覚えてない。
もしかしたらそれも馬桜サンだったのかも…。
花見は「長屋の花見」「花見酒」「花見の仇討ち」、釣りは「野ざらし」「唖の釣り」なんかが入ってる。
でねっ…「野ざらし」も「唖の釣り」も、家元に似てるの!!
もぅねぇ…涙出ました。
来てよかった~って、マジで思いました☆☆

★この会、全部ネタ出しされてます。
権太楼サンの「芝浜」好きだけど、さすがにちょっと季節のズレが大きい気が…。
でも、それより何よりお客が笑いすぎで興醒め。
「代書屋」や「猫の災難」なんかで、内容に関係なく表情でゲラゲラ笑うならまだしも(コレも苛っとするけど…)、権太楼サン泣くほどの大熱演(落語やりながら泣く事の是非はともかく…)の「芝浜」で。
サゲでも笑ってる人いて、ここは浅草演芸ホールかっ、みたいな。
聞いてる私の心が相当折れた一席となってしまいました…悔しい~。