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この果てなき空の下で、の出来事

いちこの独り語り。
大好きなスイーツや落語の話を中心に、徒然に。

2014年・いきいき寄席 権太楼独演会@文京シビックホール 小ホール

2014-02-17 18:01:19 | 権太楼サン
いきいき寄席 第一回
柳家権太楼 独演会 二夜〈第一夜〉
1月14日 19時15分開演

ほたる 「初天神」
権太楼 「不動坊」
お仲入り
権太楼 「文七元結」
*21時26分頃、終了。

★A列19番、右ブロック左端。
電話予約時に選択。
前に1列椅子が設置されていたが、後ろはガラガラだった。

★子どもの頃に都電に乗ってこの辺りにはよく来た、とガキ大将時代の思い出を語る権太楼サン。
一区切りついて噺に入りかけて“もうちょっと話そ”と始めたのが“談志さん”の話…意外すぎて驚いた。
グリーンチャンネルを解約してWOWOWに加入した事が発端。
見たい映画を見続けてたら寝られない!!
そんな中『映画 立川談志』を見た。
“真面目な話ね、すげーやこの人、俺がやりたい落語だと思った
名人・上手とかじゃなくて、うわあぁーすげーって
言葉は随分間違ってましたけど、そんな事はどうでもいいんです
映像でこれだけ思うんですから、現場に居合わせたらもっと凄いってこと…落語はライブですから”
ほんの5、6分くらいの話だったけど、権太楼サンの口からこれだけまとまった時間、肯定的な家元の話が出るとは。
涙出そうになりました。
これが聞けただけでも来た甲斐あったと思ったもの、大袈裟でもなんでもなく。

★“談志さん”の話の後にかけたのが「不動坊」。
権太楼サンはこの噺を大切にしていて、節目となる時期に定例の会でかけたりしてます。
もちろん、鈴本のネタ出し特別興行でも頻繁にかける、得意ネタのひとつでもあるのですが。
でも、今回の“談志さんすげーや”の話の後って、特別な気がするんですよねぇ。
敢えて!? 今回のような、常連ばかりではない、人数の少ない時にってのがね…考えすぎかしら。

★後半はネタ出しされていた「文七元結」。
佐野槌の女将の厳しさと優しさ…権太楼サンのこの場面が、好き☆☆
目の前の文七・懐の50両・その50両を作ってくれたお久…長兵衛の葛藤が、普段より長い気がして、これがまたよかった。
権太楼サンでは聞き慣れた二席でしたが、とてもよい会でした♪

2014年・新春爆笑特別興行@鈴本演芸場

2014-01-02 19:07:19 | 権太楼サン
平成26年 正月初席 新春爆笑特別興行
吉例落語協会初顔見世特別公演
1月1日 17時20分開演

三増紋之助 曲独楽
柳家さん生 
ロケット団 漫才
柳亭左龍 「つる」
桃月庵白酒 「ざるや」
マギー隆司 奇術
柳家喬太郎 「夜の慣用句」
宝井琴調 「愛宕の春駒」
柳家小菊 粋曲
柳家権太楼 「代書屋」
お仲入り
太神楽社中 壽獅子
柳家小三治 「初天神」
柳家はん治 「ぼやき酒屋」
柳亭市馬 相撲甚句
林家正楽 紙切り
柳家三三 「橋場の雪」
*20時25分頃、終了。

★は列6番、中央ブロック左端。
好きな位置にも近いだけあり、見やすかった♪

★ロケット団・三浦サンが黒のスーツで新鮮…と思ったのだが、去年も同じ感想を書いていた(笑)。
もっと聞いてみたいと思っている琴調サンの出番に当たって嬉しい♪

★権太楼サンが出るなり“ここだけの話、今出た小菊とアタシはデキてる”と言うと上手から小菊サンが顔を出して“嘘ですっ”…笑えた。
今年の権太楼サン聞き初めは「代書屋」。
最近「ジャンバラヤ」演ってないのかな。

★獅子の後足が和助サンでした♪
頭は誰だろぅと思っていたら仙三サン、ちょっと意外。

★小三治師匠、さすがにマクラほとんどなしで「初天神」。
家を出る前のやり取りも短く、すぐ凧の部分…やっぱり小三治師の「初天神」はここの部分でしょ!!
正楽サンは一富士二鷹三茄子、北島三郎(紅白卒業に因んでかしらね)。
全体的に苦労していたご様子…結構無口でした。

★長らく続いていた小三治師匠から、第三部主任は三三サンに…大抜擢だわよね。
一瞬緊張感が漂ったけど、意外と違和感なかった。
出てくる時に“頑張れよ~”みたいな声が掛かって、三三サンも“えー、今年からそういう事になりまして”…やっぱり戸惑いはあるよねぇ。
最近「橋場の雪」率高いです。

★開演が10分早まっていて、全体的に余裕のある高座だったような印象。
今年は主任が交代したので、1日しかチケット取らなかった。
権太楼サンは今まで通りだけどさん喬サンが第二部に移ってしまったので、もう1回は二部へ!? とも考えたのだけど、そこまで行きたいと思える番組ではなかった…ゴメンナサイ。

2012年 7月22日・日曜朝のおさらい会@池袋演芸場

2013-12-30 17:36:16 | 権太楼サン
第79回 権太楼日曜朝のおさらい会
7月22日 11時30開演予定

権太楼 トーク(10時57分~)
開口一番・おじさん 「牛ほめ」
(11時15分~)
右太楼 「岸柳島」
権太楼 「鰻の幇間」
    「大工調べ」
*12時58分頃、終了。

★B列8番。
9時17分頃到着、10時15分開場。

★開演予定時刻を30分も繰り上げ、権太楼サン登場~♪
“11時30分からじゃないのかと…まぁ勝手にやりますよ、油断も隙もない会です”って、自分で言ってる(笑)。
前座のうちは忙しいからって稽古しないと習慣できてないから二つ目になって大変、とか、演目とてぬぐいの関係とか、豆知識みたいな話などを。

★さっきのトークで権太楼サンが“俺今日大工調べやるぞ、多分おじさんは牛ほめはやらないと思います”と釘を刺したにもかかわらず“それではこれから、牛ほめをやります”…ってオイオイ。
この会は権太楼サンがプログラムにネタを載せているのだが、お弟子サンが平気でつく噺をやったりする(笑)。

★「大工調べ」、これから奉行所に訴えて…の部分まで。
最後のまとめの台詞がハッキリ出ず、歯切れ悪いまま終了、残念。
早く始まって13時まできっちり、なんか得した気分♪

2012年 7月15日・権太楼独演会@横浜にぎわい座

2013-12-30 16:50:36 | 権太楼サン
柳家権太楼 独演会
7月15日 14時開演

開口一番・おじさん 「元犬」
小権太 「のめる」
権太楼 「蜘蛛駕籠」
お仲入り
めおと楽団ジキジキ
権太楼 「船徳」
*16時19分頃、終了。

★う列7番、中ブロック左から4番目。

★“羽織を着たことが”の“きた”が“来た”のイントネーションなのがいつも気になる…九州出身のおじさんサン。
小権太サン「のめる」、サゲ直前の“ありがてえ一杯飲める”で拍手が…最悪っ。
ジキジキ、『狙いうち』の替え歌の浦和、結構好きだけど横浜でのウケはいまいちかも…。

★寄席のネタは流行り廃りある、放送で使えないのもやりにくい、と「金明竹」を例に、例えば…と言いかけたが続かない。
“お経と一緒で途中からだと出てこない”…(笑)。
お遣いの上方の人の言い立てから気が違った、までを軽くさらう…ちょっと得した気分♪
放送できない=雲助、の流れで「蜘蛛駕籠」へ。

★二席目、出囃子・金比羅で手拍子…コレ都心離れるとよくあるんだけど、“いりませんっ、民謡酒場じゃないんだから”…時々ハッキリ断ってます(笑)。
すぐ「船徳」、権太楼サンのも好き♪
後半の、徳の疲労してキツそうな・船酔いして気持ち悪そうな表情がホントにうまいよね~。

2012年 6月30日・権太楼一門会@日本橋劇場

2013-10-14 16:54:33 | 権太楼サン
柳家権太楼 一門会・夜の部
6月30日 17時開演

一門ご挨拶
おじさん 「牛ほめ」
小権太 「鹿政談」
右太楼 「だくだく」
我太楼 「火焔太鼓」(ハプニングあり)
《急遽なぞかけ》権太楼・小権太・ほたる
甚語楼 「犬の目」
お仲入り
権太楼 「らくだ」

*20時11分頃、終了。


★7列11番、中央ブロック左から5番目、ほぼ真ん中、後ろは通路。

★恒例の冒頭の挨拶は全員が羽織袴着用で登場…前座のおじさんサン以外は。
上手から、ほたる・小権太・甚語楼・権太楼・我太楼・右太楼(敬称略)。
全員ネタ出しされてます。

★我太楼サンの「火焔太鼓」途中、屋敷に行ったら松の木に吊るされて…のおかみさんの妄想の辺りで、客席で急病人が出て5分ほど中断。
一旦下がった後改めて高座へ、中断した場面から始めるも、ちょっとやりにくそうでした。

★本来ならここで仲入り…ですが、病人搬送の都合でホワイエに出られず、急遽なぞかけ、3人とも浴衣で登場。
これも5分ほどで終わり、仲入りかと思いきや、甚語楼サンの出番が繰り上げ。
“我太楼も偉かったけど、お客様も偉い、途中からなのによくついてこられた
師匠の十八番ですからね、お客様の3割くらいは出来るんじゃないですか”
…これには客席からも笑いが。
我太楼サンのは、権太楼サンそのままって感じだったしね。

★権太楼サン「らくだ」、後半少し削って50分弱。
屑屋の豹変ぶりは絶品ですが、一週間前の【大手町落語会】の時のほうがよかった…かな。