八木重吉
詩稿「母の瞳」
雨
雨のおとがきこえる
雨がふってゐたのだ
あのおとのようにそっと世のためにはたらいてゐよう
雨があがるようにしづかに死んでゆこう
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詩人・八木重吉氏の < 雨 > という詩
この詩に出会ったのは・・・高校生の時
純真であったようこ少女は
この詩に感動し
「 こんなふうに生きていきたい 」 と思ったものです
あれから・・・数十年
今も変わらず 大好きな詩です
これまで・・・こんなふうに生きてこれただろうか・・・?
そして
これからの人生も
こんな風に生きていけたら・・・
と、思うのです