いわさき歯科ブログ

埼玉県熊谷市にある歯科医院、いわさき歯科のブログ。

ちょっとだけ入れ歯のお話し

2015-12-27 20:14:51 | Weblog
こんばんは。

今日は、冬らしく北風が吹き荒れていましたね。いよいよ冬本番です。

さてさて、本日はちょっと入れ歯のお話し。

半年前、入れ歯の調子があまり良くなくて、当院に来院された患者さんです。入れ歯は入れているものの上手く噛めず食事も思うように進まないとのことでした。

そこで、ちょっと時間がかかる治療法なのですが、ある治療システムで進めることにしました。

まず治療用の義歯を精密に作り、それを元にあごの筋肉や動きがスムーズになるように数か月間リハビリトレーニングを進めていきます。

その間にお使いいただきながら入れ歯の形や大きさ、かみ合わせなどを調整していき、最終的に痛みもなく、外れることもなく、何でも食べられて、かつ美しさ【外からの見た目)も整えていきます。

十分にご満足いただける状態となったところで、その入れ歯を一時お預かりし、それをそのまま忠実にコピーして最終義歯に置き換える方法です。

この患者さんもそうでしたが、十分に調整を行い使いこなせるようにあご、筋肉もトレーニングされておりますので、完成した義歯は、ほぼ調整することなく、その人の咬み癖や好みがそのまま反映された入れ歯となります。

この方法でつくられた方は、その後調整もほとんどいらず、時々チェックするだけでOKとなり、皆様に喜んでいただけている方法です。

大変喜んでいただける方法ですので、我々も是非やらせていただきたい治療法の一つです。

ご興味のある方、入れ歯でお悩みの方、是非お声かけください。(詳しくは、いわさき歯科にて)

治療用の入れ歯



徐々に噛めるようになり、大きく開けても外れるようなことはありません。



十分調整が済んだ治療用義歯をそのまま最終義歯にコピーします。左が治療用義歯。右がコピーした最終義歯。





最終義歯です。



見た目も整い、入れ歯であることすら忘れてしまうとおっしゃってくださいます。




この患者さんは、先週最終義歯がセットとなり、セット時は、かみ合わせや形などのチェック、テストフードで噛めて食べられるかをチェックするだけで、削ったりするような調整は一切行いませんでした。

昨日、一週間ぶりのチェックでしたが、何の問題もなく美味しく食事も進んでいるとのことでした。長時間入れていると顎がお疲れになるとのことでしたので対処法を説明し終了となりました。


この方法もそうですが、入れ歯の治療は時間と忍耐が必要ですが、しっかり治療することで、かけがえのないお食事がますます楽しいものへと変わります。

是非、しっかり治されて、噛める喜びを取り戻していただきたいと願っております。いわさき歯科は、精一杯お手伝いさせていただきます。



今日は、私が最も得意とする治療法をお話ししましたが、いわさき歯科は、いよいよ明日の大掃除で、今年も終了となります。

明日28日は、午前中は大掃除、午後は最終ミーティングとなりますが、緊急な方はお受けいたしますのでおいでなってください。

なお、2016年は1月5日(火)よりスタートいたします。よろしくお願い致します。

院長 岩崎

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