お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

合宿(1)

2005-04-01 | ソウルな日々


 今回はお客さんの現場の人の合宿研修会に参加して、現在の検討状況をお話しすることになった。前回と同じ研修所へと向かう。
 今度は大人数なので迫力が違う。そろいのポロシャツまで作ってるし(笑)。最初に現場の人たちがグループに分かれてチーム名をつけ、紹介をする。まぁ、努力組とかそんな名前だろうと思ったら、あるグループが「独島守護隊」ときた。おまけに、独島を守る歌みたいなのを歌って気勢を上げている。日本人がいるので半分ふざけて、半分まじめにやっているのだろう。それにしてもこんなところまで「竹島の日」の影響が(苦笑)。と思っていたら・・・
 今回、東京から行ったメンバーの一人が説明した後、質問タイムになった。もちろん、仕事に関係した質問である。「こういった場合、日本やアメリカではどういう風に解決したのか」とか「どう考えれば良いのか」というようなものである。で、ある現場の人が立ち上がって、日本語で(ということは、彼は日本語を勉強した人のようなのだ)「質問があります。独島はどちらのものだと思いますか。」
 正直言って、わが耳を疑った。飲み会の席ではなく業務のミーティングの場での質問である。関係ない質問を控えるのはビジネスマナーとして常識なのではないか?まずいことに、報告者は「島根県出身」で「切れやすいタイプ」だった。あー、これで論争になったらまずいなぁ、と一人でひやひやしていたら、「そういう問題は歴史をきちんと勉強して解決していかなきゃいけませんねぇ」とやんわり交わしていた。大人になったねぇ、M君。
 一部の跳ねっ返りの行動かもしれないが、こういうことがこの会社で日常風景だとすると、結構まずいんじゃないかなと思わされた。仕事に集中しなさいって。後で宴会もあるしね。

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