お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

合宿(2)

2005-04-02 | ソウルな日々


 前回は堅い話になってしまったので、今回はこの合宿での宴会の話。
 現場の人を含めて大人数だったので、研修所のグラウンドでの野外パーティとなった。夕方に会議が終わって、すぐにパーティかと思いきや、その前にレクリエーションをするという。なんだか学校のキャンプみたいだ。
 そのレクリエーションというのが、グループ対抗の「フットバレー」。蹴鞠式バレーボールだ。うちのメンバーもチームをひとつ作って参加せよという。なんでも、韓国の軍隊では必ずやるスポーツなので、誰しもが経験があるらしいのだ。そんなこと言ったってこっちは初めて。サッカーでさえおぼつかないのにどうするねん。他のチームの試合を見ていると、何の何の、ものすごく本格的ではないか。サッカーのボレーシュートみたいなスパイクがバシバシ飛んでくる。さすが軍隊仕込。
 さて試合開始。さえない日本人3人と現地社員(実は女性)2名を見かねたのか、お客さん側から精鋭2名が助っ人に駆けつけてくれ、どうにかこうにか試合の体をなすことはできた。といっても、ほとんど精鋭2名が打ちまくってたんだけどね。我々は足を引っ張らない程度に逃げ惑うだけ(笑)。でも、うまいやつはうまいわ、これ。
 おなかが空いたところで、宴会の始まりである。テーブルの上にはバイキング式にさまざまな韓国料理が盛り付けられている。傍らで何かをロースターで焼いている。ふたが開けられると、豚さんが串刺しになってぐるぐる回っているではないか!
 さて、乾杯である。なにやら段ボール箱から白い液体の入ったペットボトルが取り出された。カルピス?ではなくて、この近所の名産の「生」マッコルリだそうだ。要はどぶろくなのだが、まだ発行中で炭酸が入っている。日本酒の「活性にごり酒」みたいなものだ。そのため、ペットボトルのふたの真ん中には、空気抜きの穴が開けてある。
 ビールなし、というのが日本人にはちょっときついかな。社長の挨拶で乾杯。口当たりが良いのでつい呑みすぎてしまいそうになる。案の定、うちの部長は酔いつぶれて部屋に担ぎこまれていった。酒の強い人種の方々は、パーティが終わってもそこここでマッコルリのペットボトルを真ん中にして呑んでしゃべって騒いでいる。元気だねー。
 こっちも、お客さんチームに巻き込まれて、前回同様門前の酒屋に買出しに付き合って3時ぐらいまで飲んでおりました。

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